面白フェイスパックに「ねぶた」が登場! 地元の「あおもり女子」が開発、男子にもオススメ

   美肌効果と遊びゴコロを兼ね備えたアイテムとして、ここ1、2年面白フェイスパックが注目を集めている。歌舞伎の隈取を取り入れた商品をはじめ、動物、アニメキャラ、ゆるキャラ――さまざまなデザインが流通している。そして今春、青森県を代表する名物「ねぶた」をモチーフにしたフェイスパックが登場した。

   エステサロンの運営やオリジナル化粧品の開発を手がけるCUTE UP(キュートアップ、青森市)は16年4月5日、「NebutaFace あおもり美肌パック」を発売した。「青森ねぶた」と「金魚ねぶた」の2パターンが入っている。外装パッケージは祝儀袋をイメージし、幸運を呼ぶハネト(跳人=ねぶた祭の踊り手)の鈴にあやかった小さな鈴も付いている。

「NebutaFace あおもり美肌パック」
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開発にあたったのは「あおもり女子」

   「ねぶた」は青森県の各地で8月初旬ごろに開催される夏祭りだ。なかでも青森ねぶた祭りは、武者絵などが描かれた大型の山車燈篭(ねぶた)のインパクトで全国に知られ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。

   「NebutaFace あおもり美肌パック」の「青森ねぶた」は、その迫力をフェイスパックにギュっと詰め込んだ。一方の「金魚ねぶた」はその名の通り金魚を模したねぶたで、飾りとして祭りを彩るほか、民芸品やペーパークラフトとしても売られている。

   商品化にあたっては、「あおもり女子」と称する地元の女性たち――美容家、デザイナー、翻訳家が中心となって進められた。女性目線でのアイデアや想いがふんだんに盛り込まれているという。

   彼女たちがこだわったのはデザインだけではない。青森由来の保湿成分3種「ベビーアップル(県産リンゴ果実エキス)」「黒ナマコ(県産マナマコエキス)」「クマザサ(県産チシマザサ水)」を中心に、美容成分11種を配合した。製造は全て国内で行われている。

   5月は1年でもっとも紫外線の強い時期だ。オゾン層の破壊によって、太陽光が肌に与えるダメージは年々増している。肌の状態を良好に保つため、性別を問わずフェイスパックを使うべきかもしれない。勇ましいねぶたのデザインは、男性の抵抗感を和らげるには十分といえる。

   「A-Factory」(青森市)、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(同)、「八甲田山荘」(同)、「AoMoLink」(東京都港区)、「FACE MASK SHOP by JAPAN GALS」(東京都千代田区、4月11日オープン予定)、「出雲大社」(島根県出雲市)の全国6か所で扱っている、公式オンラインストアでも購入可能。

   サイズは縦約200mm×横約140mm、青森ねぶた1袋・金魚ねぶた1袋の2枚入り。価格は1800円(税抜)。

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