次世代型デジタル文具,手書きメモなどをデジタル化&スマホ共有

   ペンタブレットおよびスタイラスペンで知られるワコム(埼玉県加須市)は、手書きメモなどをデジタル化できる、スマートパッドと呼ぶ次世代型デジタル文具「Bamboo Slate(バンブー・スレート)」「Bamboo Folio(バンブー・フォリオ)」を2016年10月下旬以降に直販サイト「ワコムストア」や全国の家電量販店などで発売する。

紙のノートでは難しい編集や共有が可能に
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クリップボード型「Slate」とカバー付き「Folio」の2モデル

   「Bamboo Slate」はクリップボードのような形状で、A5サイズの「small」とA4サイズの「large」を用意。直販価格は「small」が1万5000円(税別、以下同)、「large」が1万8000円。

   「Bamboo Folio」は名刺や書類を収納できるポケットを備えたカバー付きタイプで、「large」のみ。直販価格は2万3000円。

   いずれもワコム独自のEMR(Electro Magnetic Resonnance=電磁誘導方式)テクノロジーとデジタルインク「WILL」の両技術を搭載。ボタン1つで紙に書いたメモやスケッチなどをデジタル化し、Bluetooth搭載のスマートフォンやタブレットで使用できる専用の「Wacom Inkspaceアプリ」に保存。アプリはiOSとAndroid向けが用意されている。紙のノートでは難しい編集や共有が可能になる。また本体に最大100ページ分の内容を保存でき、後から同期することが可能だ。

   JPEG、PNG、PDF、WILL形式でエクスポートし、ノートアプリ「Bamboo Paper」や同社のクラウドサービス「Inkspace」のほか、「Dropbox」、「Evernote」、「OneNote」などで共有できる。

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