面白6秒動画みたい! 「勇者ヨシヒコ」「とと姉ちゃん」のロケ地で有名な栃木・大田原、ほっこりホームビデオ公開

   栃木県北東部に位置する大田原市は、テレビドラマや映画のロケ地として人気だ。旧須賀川小学校は山間にある静かな雰囲気の木造二階建て校舎で、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」や「とと姉ちゃん」、「嫌われ松子の一生」などに使用された。総門のかやぶき屋根がいい雰囲気の黒羽山大雄寺は、「信長協奏曲」でサブローが斎藤道三に会った寺として使われた。

   なにかと絵になるスポットの多い大田原市が自ら動画制作に乗り出した。2016年12月7日、特設サイト「大田原市 魅力サイト|大田笑市」と公式YouTubeチャンネルにて、移住促進PR動画「大田原ほっこりホームビデオ」シリーズを公開した。

特設サイト「大田原市 魅力サイト|大田笑市」
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好奇心旺盛な子どもの想像力を映像化

   本動画で描かれているのは、子育てをきっかけに新たな土地・大田原市への移住を決めた3人家族。お父さんはフリーランサーとして地元で働き、お母さんは大田原から東京・丸の内に通勤している。子どもは豊かな自然の中ですくすくと成長している。

   今回公開されたコンテンツは、お母さんが仕事帰りに想像力豊かな子どもの動画をスマートフォンで見る――という設定となっている。その雰囲気を出すため、実際に最新スマートフォンの4K動画で撮影したそうだ。ホームビデオ感は残しつつ、ところどころにCGや遠近法を用いている。

   コンテンツは「アイスクリーム」「水族館」「とうがらしギョーザ」「星空」「小学校で」の5篇で構成されている。突然液状化したアイスがお父さんにかかってびしょ濡れになったり、水族館の水槽で泳ぐ魚に向かって子供が手を伸ばすと本物の魚が飛び出したり、中華料理店でパフォーマーが火を食べたり、天文台で星が舞い上がったり、小学校の体操の授業で子どもがものすごいジャンプを披露したり――。

   面白6秒動画みたいな映像を5本連続で流しつつ、「なかがわ水遊園」や「大田原市ふれあいの丘 天文館」など、市内の名所をさりげなく紹介しているのが心憎い。

実は東京通勤が可能なんです

   大田原市は栃木県の北東部に位置する人口約7万5000人の都市だ。那珂川(なかがわ)や箒川(ほうきがわ)をはじめとする水源に恵まれる。最寄りの那須塩原駅は東北新幹線「なすの」の始発駅で、90分ほどで東京駅に着く。東京方面への通勤には好都合だ。県北の拠点として栄えた市中心部には東武百貨店大田原店やユニクロがあり、環状道路も整備されているので車の移動もすいすい。

   日本初の医療福祉の総合大学である国際医療福祉大学が市内にあり、同施設内には心身にハンディキャップを持つ人が安心して生活できるための支援を行う国際医療福祉大学リハビリテーションセンターや高齢者福祉施設が併設されている。隣の那須塩原市には大学病院もある。

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