【クリスマスにぴったり】ソニーの「小さな箱」が生んだ映像とリアルの融合 子どもたちも大興奮

「サンタより たいへん! 学校に、トナカイが逃げちゃった。これを使ってさがしておくれ」

   サンタさんからのお願いを受けて、小学生19人が校内を探検するショートムービー「Wonder box from Santa Claus」が、YouTubeのソニー公式アカウントおよび同社の特設WEBページで2016年12月9日に公開された。

   ソニーの超単焦点小型プロジェクター「LSPX-P1」を片手に教室を飛び出す子どもたち。理科室、渡り廊下、音楽準備室、保健室を駆け回る。入った場所にLSPX-P1を置いて動かすと、不思議な世界が目の前に現れる。赤と青のおばけ、不思議な生物、宇宙、そしてトナカイ――。彼らはサンタの願いを叶えることができるのか!?

保健室に布を張って、そこに3つの異なる映像を投影
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子どもが片手で持てて、いろんな映像を投射できる

   2016年2月13日発売のLSPX-P1は、ソニー独自の超短焦点レンズを搭載した、本体の重さ約200gのモバイルプロジェクターだ。バッテリーを内蔵し、壁際やテーブル、床などさまざまな場所に置いて、22インチから最大80インチまでの彩り豊かな映像を投射することができる。オートフォーカス機能を搭載しているのでピント合わせも簡単。

   無線LANにも対応しており、離れた場所にあるブルーレイレコーダーやスマートフォン、パソコンなどから動画・写真を送信することも可能。「創造性にあふれた、いわゆるソニーらしい製品」と、発売から10か月経った現在も売れている。

   「Wonder box from Santa Claus」は、そんなLSPX-P1の魅力を伝えるために製作された。本ショートムービーに登場する子どもたちは、当日まで一切内容を知らされずに撮影に臨んだという。

   理科室に入り、LSPX-P1を台の上に設置すると、机の上に置かれたフラスコやビーカーの影がにょきっと大きくなり、ダンスを始める。その影の間からトナカイが登場して、子どもたちは1匹目を見つけた。

   子どもたちが次に足を踏み入れたのは渡り廊下。縞模様の壁とレールが設置されている。レールの上にLSPX-P1を置くと――壁に人間の影が映し出された。子どもたちがLSPX-P1を操作すると、そのタイミングに合わせて影がアニメーションのように動き始めた! それが途中でヘビの形になり、やがてトナカイの形になり、2匹目を無事発見する。

   音楽準備室では赤と青のお化け、保健室では宇宙空間に出会う。彼らは見慣れた場所が一変しているのに驚きつつ、夢中で映像表現を楽しむ。そうしてトナカイの3匹目、4匹目を見つけていった。

「いろんな動物が出て来てびっくりした。次は何がでてくるんだろうって思った」
「お化け屋敷やハロウィンみたいで、楽しかった」
「自分が描いた絵が動いているように見えてびっくりした」

   子どものリアクションやまっすぐな表情は、それを見る大人に、幼いころ抱いていたピュアな好奇心を思い出させてくれる。

   任務を終えた19人が元の教室に戻ると――、机の上には大きな長方形のケーキが。4台のLSPX-P1から映像が映し出される。ケーキの白い部分に4匹のトナカイが登場して、サンタの願いが無事かなえられた。めでたし、めでたし。

   クリスマスの夜に、トナカイとともに消えて行ったのを子どもたちは見届ける。最後は満面の笑顔で記念撮影!

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