オリ福良監督が怒りまくり 宮内オーナーは「順調程度」ならまた最下位と苦言

   【スポメディア・ウォッチ】

   オリックスの福良淳一監督(56)が2017年2月13日、宮崎キャンプの紅白戦で精彩を欠いた3年目の宗佑磨内野手(20)の2軍降格を決定した。デイリースポーツ2月14日付が伝えた。

   福良監督の鉄槌が下ったのは、これが初めてではなかった。

オリックスの本拠地・京セラドーム大阪
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次々と2軍行きを厳命

   宗は4回無死一塁の場面で、初球犠打をファウル。6回の守備でも失策を犯した上、併殺プレーに失敗した。

   福良監督は「宗は替えます。精度が低すぎます。全体的に何をするにしても軽い」とお冠。紅白戦に2軍から呼び寄せた選手には、「チャンスをあげても何も見えない選手はもう呼びません」と警告した。

   福良監督のかみなりはキャンプ初日からたて続けだ。初日の1日、体作りが不十分という理由で4年目の園部聡内野手(21)を2軍に落とし、8日には左太もも裏を故障した2年目の大城滉二内野手(23)に2軍行きを告げた。

   オリックスのキャンプには12日、オーナーの宮内義彦氏が視察。「キャンプは順調」との報告を受けたらしく、選手を前に、

「順調と言うけれど、日本一の日本ハムが順調なら、もう一度日本一となるが、最下位が順調ならまた最下位」

と発言、「クレージーなキャンプにしてほしい」と熱弁をふるったばかりだった。

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