斎藤佑樹「ツーシーム」で自責点0 
他球団スコアラーはマジ警戒

   【スポメディア・ウォッチ】

   日本ハムの斎藤佑樹(28)が2017年2月16日、沖縄・名護の春季キャンプで韓国KIAとの練習試合に登板し、2回1安打1失点(自責点0)と粘りの投球を見せた。

   17日付サンケイスポーツによると、オフに磨きをかけたツーシームが真価を発揮したようだ。他球団のスコアラーも「真っすぐの勢いが出ている」と警戒をし始めた。

ここまでは結果を残し続けている。
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開幕ローテーション入りに一歩近づく

「やりたい投球ができた。(今後は)ツーシームの割合が増えてくる。自分が一番勝負できる球」

   28球中「15球くらい」と多投したツーシームの手応えを、斎藤はそう話した。4回1死1、2塁から遊ゴロに打ち取り、併殺で3アウトかと思われたが、2塁・近藤の悪送球で失点。ただその他は危なげない投球で、栗山監督は「結果よりも、内容を見ている。誰が見ても、明らかに違う。僕はすごく納得している」と評価した。

   他球団スコアラーの目にはどう映ったのか。オリックスの曽我部スコアラーは「去年より真っすぐ系の球がいい。ツーシームは実戦を見ながら、観察していかないといけない」。ソフトバンクの竹内スコアラーも「真っすぐの勢いが出てきている。右腕の出方も良くなって、間も作れている」といずれも無視できないとのコメントだった。

   「持っている」男がまた一歩、開幕ローテーション入りに前進した。

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