東京メトロ、1日乗車券をPASMOで発売 都営地下鉄との共通券も

   東京メトロは、ICカード乗車券「PASMO」で東京メトロ全線が1日乗り放題となるIC企画乗車券「東京メトロPASMO1日乗車券」を、2017年4月1日始発から発売すると発表した。金額は大人600円、小児300円。記名PASMOを持っていない場合はデポジットの500円が別途必要になる。また定期券として利用中か、クレジットカード一体型のPASMOは対象外。


「東京メトロPASMO1日乗車券」のイメージ
「東京メトロPASMO1日乗車券」のイメージ
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   昨今はICカード専用改札機が多数派となる一方で、紙製の磁気乗車券を通せる自動改札機は減っている。PASMO1日乗車券の登場により、通過する改札機を選ばなくて済むのは利用者にとって大きなメリットだ。

   東京メトロは他社線との相互直通運転が多い。チャージできるICカード型なら、東京メトロの駅から他社の駅まで乗車するとき、下車駅の精算機や窓口で乗り越し分の精算の必要がなく、自動改札機にPASMOをタッチするだけでチャージ残高から自動で精算してくれる。

   注意点もある。今回発売する「東京メトロPASMO1日乗車券」は、使用当日の始発から最終まで有効な乗車券であるということ。磁気乗車券で発売中の「東京メトロ24時間券」(改札通過時から24時間有効)とは有効期間が異なる。

   東京メトロ全線と都営地下鉄全線が1日乗り放題となるIC企画乗車券「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」も同時発売。こちらの金額は大人900円、小児450円。


「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」。写真左の磁気乗車券はデザインを一新

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