「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」創刊 誕生当時の姿をモデリング

   講談社と手塚プロダクション、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOの5社は、日本を代表するロボットのキャラクー「鉄腕アトム」をモチーフに、コミュニケーション・ロボット「ATOM」を作れるパートワーク(分冊出版)「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」の創刊号を2017年4月4日に発売する

「アトム」があなたの家にやって来る!
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講談社・手塚プロ・NTTドコモ・富士ソフト・VAIO5社によるプロジェクト

   「ATOM」は、1952年に講談社グループの光文社が発行していたコミック誌「少年」で誕生した「鉄腕アトム」をモデリング。原作のように飛んだりマシンガンを撃ったりはできないが、会話や動きで人懐っこくコミュニケーションや2足歩行ができる。

   頭部にカメラを搭載し、正対した人の顔を「子ども」「成人男性」「成人女性」「お年寄り」の4つの属性で判断。家族それぞれの属性に応じた会話内容や丁寧語の使い分けができる。

   胸部に2.4型液晶ディスプレイを備え、絵本の読み聞かせやアニメ「鉄腕アトム」傑作選などを楽しめる。「ATOM」の声は2003年版アニメの声を務めた声優、津村まことさんが担当する。

   OSとフロントエンドAIは、高齢者福祉施設で8年の運用実績を持つというコミュニケーション・ロボット「PALRO(パルロ)」を開発した富士ソフトが担当。クラウド上での成長する会話は「しゃべってコンシェル」の基盤技術を活かし、NTTドコモと講談社が共同開発する。

   創刊号には「創刊スペシャルDVD」、「ATOM透視設計図」、「特製ビスケース」が付属する。

   価格は創刊号が830円(税別、以下同)、通常号が1843円、高価格号が2306~9250円。また、組み立てが苦手なユーザー向けに、数々のロボット製造で実績があるというVAIOによる「組み立て代行サービス」(70号一括のみ、価格21万2900円)も用意される。

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