「RIZAP式体力年齢推定式」を体験――わかった身体の実年齢 理想の体へ運動プログラム提案

   筑波大学発研究成果活用企業THFとRIZAPとが共同開発した「RIZAP式体力年齢推定式」。自分の体力年齢が医学的な根拠に基づいて算出できるというので早速体験してみた。

   筆者は激しい食事制限や運動なんて今更無理でしょうという55歳。自己流ダイエットで少しだけ痩せては、あっという間に戻っての繰り返し。

まずは体力をチェック
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「RIZP式体力年齢推定式」とは?

   まずは体力をチェック。握力測定に始まり、閉眼片足立ち、前後ステップ、30秒椅子立ち上がり、椅子座位体前屈、と5項目の測定。高価な機器を必要とせずにこれで独自のメソッドで医学的根拠にもとづいた「体力年齢」が算出できる。

   実は外見には自信はないものの、人間ドックの検査では骨量も平均以上で問題なし。筋力も年齢にしたらあるほうではと思っていた。

   ところが、結果は「体力年齢65歳」。

   「えっー、本当ですか? 65歳?」とショック......。

   算定式からトレーナーが適切な運動のプログラムを考案してくれた。

   健康な身体を無理せずに改善しながら作ることを目指す「アクティブ・エイジ」のコース。まずはファースト・ステップとしてストレッチで身体をほぐし、歪みを治して本格的なトレーニングへの準備をする。

   ストレッチの姿勢ひとつにも工夫がされていて、自己流でしていたのとは全く異なり、日頃使っていない筋肉を使い、筋が伸びるのを実感できた。

身体のこんなことまでわかる「体力年齢推定式」

   「歩く時、気持ち外股であるく傾向がありますね?」と、トレーナーの指摘にドッキリ。

「自分では全く気が付かないのですけど?」
「靴底が右足の外側の方が減りがちでは?」
「なんでわかるんですか? そうなんです。いつも困っていて。右側ばかりが減るんです」
「歯の噛み合わせも右にグッと力が入り過ぎていますね」
「なんで、歯も見ないでそんなことがわかるんですか? そうなんです。気になってはいるんですが、虫歯でもないとなかなか治療しないままで......」

   診察をしたわけでもなく、なんでこんなことまでわかってしまうのか。

   RIZAPってもっと過激な負荷をかけた運動をするイメージがあった。トレーナーは、「自己流のトレーニングで無理して身体を傷つけてしまう方が結構多いんですよ。安心してトレーニングしていただくために、まずは身体を改善するお手伝いをさせていただき、それから身体に合わせたプログラムに入っていただきます」と言う。

   自分でジムに通っていた頃、つい結果を出そうと無理をして筋をいためてしまい、結局は整体師や整形外科のお世話になったことを思い出した。そのままエクササイズも断念してまった。

「ご自身の実際の体力年齢を知っていただくことにより、筋力低下を未然に防ぎ、老化防止にも役立てて欲しいと思います」

今からあきらめない人になる!

「RIZAPって、食事が厳しいと聞きますが? 家族がいるとなかなか徹底はむずかしくて」
「ご希望に沿って、お薦めするお食事のメニューも違ってきます。短期で減量をお考えの方と、健康を維持してゆっくり減量のかた、筋力をアップされたい方と目的に合わせたお食事メニューをご提案させていただいています」
「それなら私にもできるかしら?」
「前の日にお友達と会食で食べ過ぎたら、翌日はその分控えたお食事にしていただくとか。それだけでも違ってきますよ。生活を楽しみながら無理なく理想の身体にしたい方には、それに合わせたご提案をしてサポートさせていただきます。RIZAPでは80代のお客様もいらっしゃいますよ。人生はまだまだこれからです」

   55歳といっても、まだまだ元気に人生楽しみたい。元気に歳をとるのが最高!

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