【発明】なぜ今までなかったのか! iPhone充電ケーブルが付いたネックストラップ、作ったのは......

   一見、普通のネックストラップだが、後ろのカバーを外すと......iPhone充電ケーブルに早変わり! USBケーブルとLightningケーブルが収まっており、いつでも充電できる、という便利グッズだ。

   このIDネックストラップ、名前を「Charge strap」という。作ったのは飲料メーカーの「ダイドードリンコ」だ。同社の自販機の法人営業部門がノベルティー(非売品)として4月より活用しているという。

ただのネックストラップだと思うなよ……
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手に入れる方法は?

   ラッキーなことに入手できた編集部は興味津々。さっそく社員証をつけかえて、試してみた。

   コネクタ部分はマグネットになっていて互いに背がくっつく形だ。簡単にシリコン製のカバーから取り外しできる。重さもほとんど感じないので、いつものネックストラップと違和感もない。

   IDカードは忘れないので、いざとういうときや出張時に便利だ。でも、なぜダイドードリンコが作ったのか? 気になったので広報に話を聞いた。

「弊社は、飲料事業における自販機チャネルの販売構成比が約85%と高く注力しています。特に天候に左右されず安定して購入いただけるオフィスへの自販機設置を強化すべく取引先ごとのニーズに合わせた提案する営業スタイルを実践しています。ノベルティーにおいても取引先に求められる新しいアイテムが必要と考えていました」

   つまり、オフィスでの自販機設置をより強化するため、オフィスで活用できそうなノベルティーを作った、ということだ。

   企画・制作したのは、企業向けノベルティ制作を手掛ける「いずみ企画」。非常に便利なグッズであること、まだ世の中にない新しさがあることを理由に、他社に先駆け採用したという。iPhone充電に活用できるネックストラップは日本初だそうだ。

   ただ、このネックストラップはあくまでノベルティのため取引先への提供のみ。ダイドードリンコの社員も会社支給の「標準的な」ネックストラップをつけているという。

   しかしこの便利さ、普通に使えないのはあまりにもったいない。そこを広報に聞いてみると、

「そうですね。たしかに現段階では、一般の方が購入する方法はございません。もし取引先などから好評の声が上がって参りましたら、必要に応じて検討したいと思います」

とのことだった。

   これは協力して声をあげるしかなかろう。ダイドードリンコへ届け!

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