「モバイルクーラー」でスマホの熱暴走を食い止めろ! 最大約5時間も冷却ファンが回転

   スマホのユーザーにとって夏は厄介な季節だ。まるで使い捨てカイロみたいに発熱することがしばしばある。原因はリチウム電池の発熱とCPUの高負荷。端末メーカーは放熱対策をとっているものの、熱暴走を始めたスマホは動作が重くなり、最悪の場合固まってしまうことも――。

   パソコン周辺機器を手がけるサンワサプライ(岡山市北区)は2017年4月下旬、スマホクーラー「TK-CLN23」を発売した。

スマホクーラー「TK-CLN23」
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100gを切る重さで持ち運びも便利

   「TK-CLN23」の冷却ファンは7枚の羽を持つ。ファンから生まれる風で熱を逃がし、高温に弱いスマホを守ってくれる。「TK-CLN23」を1時間使い続けた場合、未使用時と比べて約10度の温度差があるという(同社調べ)。風量は2段階で調節可能。ロー(LO)モードで最大約5時間、ハイ(HI)モードで最大約3時間使用できる。

   サイズは幅61×奥行き41×高さ118(mm)。スマホをはさみ込む部分は伸び縮みし、幅53~95(mm)のスマホに対応。iPhoneはもちろんXperiaやARROWSなど比較的大きめのスマホで使える。さらにスタンドが付いており、机などに立てて使うときに便利だ。

   充電はUSBケーブルにて行う。フルの状態になるまでの時間は約2時間。重さは約99gと軽量なので、外出時の持ち運びも負担にならない。

   価格はオープン。ちなみにサンワサプライ直営のオンラインショップ「サンワダイレクト本店」では4580円(税込、送料込)で販売している。

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