「1日外出録ハンチョウ」休載の意外な理由...読者は「説得力あり過ぎ」な神回答に好意的

   講談社の「週刊ヤングマガジン」に連載されている漫画作品「1日外出録ハンチョウ」が、2017年8月21日に発売された同誌(2017年38号)で、休載が発表された。

休載が発表された「1日外出録ハンチョウ」
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さすがに最近......出過ぎた......!

   「1日外出録ハンチョウ」は、漫画家の福本伸行氏の大ヒット作「賭博黙示録カイジ」の人気キャラクターを主人公にした「カイジ」シリーズのスピンオフ第2弾で、ファンの支持を集めていた。第1弾は、カイジと敵対する利根川を主人公に据えた「中間管理録トネガワ」。

   人気作品の休載ニュースに、SNSでは落胆の声が多く上がる一方、共感を表明するメッセージも。

「これは納得」
「説得力あり過ぎ」
「おもろすぎるやろ」
「めっちゃセンスいい(笑)」

   いったいこれはどういうことなのか。

   じつは、休載理由が最新号の作品に描かれており、「主人公の大槻班長が外に出過ぎたため、1日外出をしばし休憩する」と説明されている。これらのコメントは、その説明に対するものなのだ。

   大槻班長は、普段は地下労働施設に収容されており、数か月の労働の対価としてようやく手に入る「1日外出券」を得た時のみ、外出することができることになっている。ところが、これまでの連載で班長は何度も「1日外出券」を手にして外出を繰り返しており、つじつまがあわなくなっていると疑問を感じている読者もいた。

   最新号には、外出が多すぎたために大槻班長の所持金が尽きかけている描写があった。また「1日外出券」を取得するために、大槻班長はしばらく労働をする必要がある。

   大槻班長が「1日外出」をしばらく休むために、漫画も休載するという流れに、「たしかに班長は外出をしすぎていた」「外出できないなら休載もしかたない」とファンも納得しているようだ。

   「1日外出録ハンチョウ」は、単行本第2巻が2017年9月6日に発売予定。連載は、「週刊ヤングマガジン」2017年44号で再開する予定だ。

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