常識を覆した「日本酒」誕生 熱燗がついにコンビニで

   日本盛(兵庫県西宮市)は2017年9月25日、「実現不可能」といわれていたホット専用の日本酒「燗酒 180mlボトル缶」の発売を発表した。

   希望小売価格は240円。10月2日から全国のコンビニや駅ナカの売店で展開する。

プレスリリースより
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2つのイノベーションで実現

   日本酒は燗・冷や・冷酒など、季節や料理に合わせてさまざまな温度で楽しめる。これから寒くなってくる季節は、特に燗酒がたまらない。

   だが、日本酒のホット商品はこれまで世に送り出されてこなかった。加温を続けることで著しく品質が劣化してしまうためで、日本酒業界では「実現不可能」だとされてきた。

   今回発売された新商品は、(1)劣化臭を発生させにくい「老香(ひねか)」という酵母の開発、(2)加温し続けても風味や香りが変化しにくい仕込み技術の確立――によってさきの課題を解決した。

   同社は、

「自宅で温める手間なく燗酒をお楽しみいただけるのはもちろん、寒い時期の外飲み機会にじんわり染み渡る温かさと燗酒の美味しさを手軽に楽しめます」

と話す。

   日本酒造組合中央会の調査によると、日本酒の国内出荷量はピーク時に170万キロリットルあったものの、2010年には60万キロリットルを割り込み、以降減少の一途をたどっている。今回の商品が回復の起爆剤になるか、注目が集まる。

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