日産、トミカの販売中止 アクセス殺到でシステム不具合

   日産自動車は2017年10月19日、同社の車両デザイナーが監修したトミカ「NISSAN GT-R NISMO(R35)」の販売を急きょ中止した。同日13時から再販を予定していたが、想定を超えるアクセスが集中したため、システムが正常に作動できない状態となった。

   商品ページでは、「ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません」とお知らせとおわび文を掲載。再入荷分の販売は後日改めて実施し、販売日については決まり次第、商品サイトで発表するとしている。

日産商品サイトより
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オークションサイトではプレミア価格

   同商品は、1969年に誕生した日産「GT-R」の2017年度モデルをタカラトミー社のミニカー「トミカ」で再現したもの。カラーは、NISMO専用特別塗装色「ダークマットグレー」。

   17年7月ごろに発売したが、その後売り切れに。オークションサイトでは、定価(税込1000円)の3~4倍ほどのプレミア価格で取引されている。

   再販を楽しみにしていたファンは多かったものの、まさかの結果に。ツイッターなどでは、「マジか...」「やれやれだ、次回家にいないかもしれんぞ」などと残念がる声が相次いだ。

   また、日産自動車は同じ日に、製造車の最終工程にあたる完成検査を無資格者が実施していたとして、国内向けの全車両を出荷停止すると発表していた。

   それを踏まえて、

「日産のせいでトミカの日産の車まで発売中止とか」
「日産、工場だけでなくオンラインもクソかよ」
「何回も繰り返す。日産は会社自体が今は駄目駄目。製造ラインの車体検査も。オンラインのトミカ販売も」

といった反応もあがった。

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