「最先端医療・技術とデザイン」のこれからを専門家らが講演、12月1日丸の内で

   最先端医療の技術とデザインは、ともに進化している――。くらしや社会を豊かにする「よいデザイン」を毎年表彰する「グッドデザイン賞」では、2017年度の審査の結果、ヘルスケアから最先端医療の領域に至るまで、多くの医療系デザインが受賞した。中でも高い注目を集めたのが、最先端医療を支える技術とそのデザインだった。

   最先端医療の現場と技術の現状は? デザインとの関係性はどうなのか、医師とデザイナーがそれぞれの専門性から語り合うイベント「Aging Style x GOOD DESIGNトーク #09」が2017年12月1日、東京千代田区のGOOD DESIGN Marunouchi (住所:千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F)で開催される。

   パネリストは、手術支援ロボット・ダヴィンチでの心臓手術を行い「心臓外科のブラック・ジャック」とも呼ばれる心臓血管外科医の渡邊 剛(わたなべ ごう)さんと、グッドデザイン賞の本年度医療系デザイン審査員を務めた安次富隆(あしとみ たかし)さんの2人。

専門家らの話を間近で聞けるチャンス
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Aging Styleとグッドデザイン賞がコラボ

   渡邊氏は、32歳のときドイツで日本人として最年少心臓移植執刀医として実地の手術を担当、2年半ドイツで活躍した。「天才心臓外科医」と称され、世界のベストドクターに選ばれている。

   安次富氏は、ソニーのデザインセンターを経て、1991年に独立。多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン学の教授も務め、情報機器や家電製品などのエレクトロニクス商品のデザイン開発、地場産業開発、デザイン教育などの総合的なデザインアプローチを行っている。

   「Aging Style × GOOD DESIGNトーク」は、今回で9回目。医師が立ち上げた医療・健康情報サイト「Aging Style」と、グッドデザイン賞を主催する「日本デザイン振興会」とが企画しており、医師やデザイナー、専門家らのディスカッションを通じて「健康をつくるデザイン」を探っている。

   開場は18時00分、開催時間は18時30分~20時30分。定員は30名となっており、こちらのウェブサイトから参加予約ができる。

   予約、詳細は公式サイトから。

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