年々広まる「同級生」との差 年収、持家、子供...聞いたら複雑になる1位は?

   久しぶりに地元に帰ると、同級生の近況を耳にする機会も増えるもの。母親から「近所の同級生がどこの会社に就職した」「結婚して子どもが生まれた」などと聞かされて、なんとなく複雑な気持ちになった――というのはよく聞く話だ。

   婚活支援サービスの「パートナーエージェント」は、25~59歳の男女2200人に対して「地元の同級生と自分の現在との比較」についてのアンケートを行った。

一見楽しそうな同窓会でも……
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男性は役職、女性は新居が気になる

   まずは、「小中高時代の同級生と自分の現在を比較することはあるか?」について。

   「つい比較してしまう」または「比較してしまうこともある」と答えた人は、男性が29.0%、女性は7.8ポイント上回って36.8%だった。ちなみに、独身者は33.9%で、既婚者は32.1%。

   「男性よりは女性」が、「既婚者よりは独身者」が、同級生と自分を比べてしまう傾向にあることがわかる。

   では、どんなことで同級生と自分を比べて、複雑な気持ちになってしまうのだろうか。

   トップは、「年収が◯◯円(自分より高額)」だった。複雑な気持ちになる、複雑な気持ちになることがある、を合わせると32.4%(計)にものぼる。およそ3人に1人が、同級生の年収が気になって仕方ないようだ。

   次いで多いのは、「役職についた・部下ができた」で21.6%(計)、「新居を購入した」で20.4%(計)、「いい会社に入った」が20%(計)と続く。

   男女別に「気になること」を見てみると、男女間の差が大きく出たのは、「役職についた・部下を持った」だった。男性が23.4%だったのに対し、女性は19.6%だった。

   逆に女性が上回ったのは、「新居を購入した」と聞いたとき(男性18.8%、女性22.1%)と、「子どもが生まれた」と聞いたとき(男性17.6%、女性20.2%)だった。

   調査は、2017年11月20~27日に行われたもの。

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