寒い季節は抜け毛が心配 頭皮乾燥によるフケ・かゆみは要注意

   冬は乾燥の季節。頭皮が乾燥することで、フケ・かゆみなどのさまざまな炎症を引き起こすことがある。頭皮の健康状態が崩れ、抜け毛の症状が出やすくなり、さらには新しい髪が生えにくくなる恐れも考えられる。

   そうならないためには、正しいヘアケアを心がけることが必要だ。総合的な頭皮治療を行う専門クリニック「メンズヘルスクリニック東京」は2018年2月19日、寒い時期の薄毛進行の注意喚起を行うとともに、日常生活で気をつけるべきアドバイスの内容を発表した。

冬はフケ・かゆみ等の症状に要注意!
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髪によい食べ物・よくない食べ物は?

   同クリニックは、AGA(男性脱毛症)治療において、毎日の食生活の栄養バランスを整えることがとても重要だと指摘。髪の毛を生成するために重要な三大要素「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル(亜鉛)」の摂取を勧めている。

   「タンパク質」は豆類などの植物性タンパク質、「ビタミン」は青魚、卵などのビタミンB2や、肉類、バナナなどのビタミンB6がよいとされ、「ミネラル」はレバー、チーズなどから摂取するとよいという。

   反対に、油分や食品添加物が多いスナック菓子やラーメンは要注意。さらに、過度な飲酒は肝臓に負担がかかり、髪の生成に欠かせないタンパク質の合成が妨げられてしまう。

年々増加しているAGA患者

   一般的にも髪が痛むと言われているパーマやカラーをしている人はどうか。

   同クリニックは日頃のケアとして、頭皮への刺激が少なく頭皮の保湿効果に優れたアミノ酸系シャンプーを使うよう勧めている。また、シャンプーは髪ではなく頭皮を洗うことに意識し、すすぎは下から上へ、毛の流れに逆らうようにして流すとよいと説明する。

   メンズヘルスクリニック東京は1999年に城西クリニックとして開院以来、19年間の治療実績を持つ。AGA、薄毛、抜け毛の治療で来院する患者は年々増加傾向にあり、月間来院患者数は6000人を超えることもあるという。

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