横浜DeNAベイスターズ「電子地域通貨」開発へ 地域経済活性化目指す

   プロ野球、横浜DeNAベイスターズが、電子地域通貨の開発の検討――。カジュアルギフトサービス「giftee」を運営するギフティと協力して行うという。

   球団の2018年5月28日の発表によると、ギフティを、新たなスポーツ産業の共創を目指す事業「BAYSTARS Sports Accelerator」(ベイスターズ スポーツ アクセラレータ)の第1期プログラム参加企業として決定した。

「BAYSTARS Sports Accelerator」イメージ図
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横浜スタジアムや対象地域の加盟店で利用できるように

   発表資料によると、ベイスターズが保有するデータ(個人情報等は除く)やネットワークを活用。ギフティが保有する、プレミアム商品券などの各種地域通貨を電子化して流通させるソリューション「Welcome!STAMP」をベースとした電子地域通貨「BAYSTARS coin(仮)」開発を行う。ベイスターズ主催の試合開催時にこの地域通貨を用いて、横浜スタジアムや対象エリアの加盟店で決済が可能となるサービスを検討する。現金を持ち歩かず買い物ができるようになり、観戦客など利用者の利便性向上につなげるねらいだ。

   ベイスターズの岡村信悟社長は、「現在、私たちはスポーツの力で街に賑わいをつくる『横浜スポーツタウン構想』を進めております。将来、横浜の街での買い物がこの電子地域通貨を使ってできるようになり、地域経済活性化につながる新たな事業になるように検討を重ねてまいります」と、発表資料の中でコメントしている。

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