日経新聞システム障害対応に高評価 「詫び犬」がユーザーの怒り和らげた

   企業にとって自社サイトのシステム障害は大きなダメージが伴う。特に利用者を多く抱えるサイトであれば、信用低下にもつながる。

   日本経済新聞の電子版でも2018年8月3日、システム障害が発生した。同社公式ツイッターは復旧後、「ユーザーの皆様には大変ご迷惑おかけしました」とお詫びツイートをした。

   ユーザーはさぞやご立腹...かと思いきや、「日経のサーバー障害、かわいいな」「またあの可愛い日経の犬が見れて嬉しい」と好意的な反応が相次いだ。

日経の「詫び犬」
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アマゾンでも犬が登場、ただしこちらは...

   「日経の犬」とは、日経電子版のキャラクター「デンシバ」だ。柴犬をイメージしたとみられる愛らしい見た目で、サイトのチャットサポートやLINEスタンプなどで活用されている。

   困った場面でも活躍する。ユーザー側に問題がありサイトが表示できない際は、「不正な要求です」などの文章とともに、デンシバが登場。ユーザーの心理を表しているのか、顔いっぱいに汗が吹き出ておりパソコンの前でおろおろしている。


デンシバ

   デンシバは3日に起きたシステム障害でも「出動」。今度は全身がっくりと崩れ落ちている。

   この姿にときめいた人が少なくなかったようで、ツイッターなどでは障害中、こんな声が寄せられた。

「こんなんでるんやな。デンシバちゃんきゃわわわ」
「日経のサーバー障害かわいい 熱中症かな?」

   「詫び犬」をめぐっては、ネット通販大手のアマゾンもエラーページで採用している。こちらはキャラクターではなく同社社員の愛犬の画像をランダムで使用する。

   最近では、18年7月にアクセスが集中した「アマゾンプライムセール」で活躍した。


アマゾンの「詫び犬」

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