「大坂なおみとセリーナ」は「岡ひろみとお蝶夫人」 「エースをねらえ!」に重ねる人たち

   大坂なおみ選手(20)がテニス・全米オープン女子シングルスで初優勝したことで、1970年代に人気を博したテニス漫画「エースをねらえ!」(著・山本鈴美香)を思い出す人がツイッター上で散見される。

   大坂選手は決勝で、自身の憧れで、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ選手を破った。2人の関係が、エースをねらえ!の主人公・岡ひろみと、ひろみの憧れの先輩「お蝶夫人」こと竜崎麗香に通じるものがあるという。

大坂なおみ選手(写真は2018年9月13日撮影)
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アニメ最終回で憧れのお蝶夫人に勝利

   「エースをねらえ!」は、竜崎に誘われて名門校のテニス部に入部したひろみが、宗方仁コーチの厳しい指導のもと、持ち前の運動神経とセンスでみるみるテニスが上達していくといったストーリーの「スポ魂漫画」だ。

   1作目のアニメ版の最終回では、ひろみが死闘の末、竜崎に初めて試合で勝つ。ひろみは試合の途中、手を痛め、テーピングをまいた状態でプレーした。何度も苦しい状況になりながらも、最後までボールを追いかけ続け、セットカウント2-1で勝利した。

   「超高校級」の実力者である竜崎は試合後、すがすがしい表情でひろみの健闘を称える。

「私にとってのはじめてのこの1敗は、今までの連勝記録以上に誇らしい1敗だわ」

   夕日が照らすコートの中で、握手を交わす2人のもとへ仲間たちがかけよってくる感動的なシーンだ。

セリーナ、表彰式で大坂なおみを「誇りに思う」

   大坂選手がテニスを始めたころ、セリーナ選手はすでに世界のトップランカーだった。そのセリーナ選手を破っての全米オープン優勝は、多くのテニスファンにひろみが竜崎に勝ったシーンを想起させたようだ。

   ツイッター上では、9月10日ごろからこんな投稿が見られる。

「ずっと憧れていた選手に試合で勝つなんてまるで『エースをねらえ』だわ~って感動」
「あの漫画がそのままリアルになって視れているようで、とにかく泣ける」
「大坂なおみさんの授賞式をみて『エースをねらえ』そのまんまじゃないの!と涙したのは私だけ? セリーナは試合後ハグして『ひろみ(なおみ)、よくやったわね』と言ったに違いないと一人妄想」

   大坂選手は帰国前に米人気番組「エレン・デジェネレス・ショー」に出演した際に、表彰式にセリーヌ選手にかけられた言葉について、

「彼女は私に、あなたのことを誇りに思う、と言ってくれました」

と話した。複数のメディアが報じている。

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