Looopと中部電力が資本業務提携 両者の強み活用した太陽光発電サービス提供

   電気事業を手がけるLooop(本社・東京都台東区)と中部電力(本社・愛知県名古屋市)は2018年9月28日、次世代エネルギー社会の形成に向け、再生可能エネルギーの活用やサービス拡大を目的に提携すると発表した。

Looopと中部電力が資本業務提携
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電気事業分野での再生可能エネルギー普及を推進

   業務提携では、太陽光発電に関するサービスを提供するうえで、Looopが提供する太陽光発電に関する開発、調達、O&M(運用と保守)といったサービスや、中部電力の小売事業に関するサービス基盤、さらに両社の顧客基盤を活用する。また、電気事業分野における再生可能エネルギーの普及を推進する。

   具体的には、FIT制度(固定価格買取制度)に依存しない余剰電力の買取などをパッケージにしたサービス、太陽光発電設備と蓄電池をパッケージにした、系統安定化を目的とする需給調整サービスの提供などを予定している。

   また中部電力は、Looopが実施する第三者割当による発行する新株式を引き受け、Looop株式の10.25%を取得した。これはLooopの経営の独立性を従来通り維持することを前提としており、中部電力によるLooopの経営支配を目的とするものではない。

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