東放学園専門学校で「ライブペインティング」 アーティスト・Keeenueさんが2日間で制作

   独特な作風で知られる日本人アーティスト「Keeenue(キーニュ)」さん(26)が2018年10月27日~28日、東放学園専門学校(東京都杉並区)の学園祭で「ライブペインティング」を披露した。

   キャンパスの外壁をキャンバスに見立て、学校の理念である「感動をつくる」をテーマに壁画を描いた。

完成した背景を背にするKeeenueさん
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矢印やテレビのモチーフを使って表現

   東放学園専門学校は「テレビ美術科」「放送音響科」など報道関連の学科が中心で、2019年に創立40年を迎える。

   今回、学校のシンボルとなる芸術作品を作るため、エージェンシー「TokyoDex」協力のもと、Keeenueさんが制作した。

   「アートを取り入れることで、学生にインスピレーションあふれる環境を提供したい」「将来の学生や地域の皆さんに学園のモットーや文化が伝わるようなキャンパスを創りたい」(発表資料より)との要望のもと、学生らの声や学校の理念も踏まえ、Keeenueさんが絵で表現。学園祭が行われた2日間で完成させた。

   Keeenueさんは絵を「全国各地から東放学園に集まった学生が、自分たちがつくった感動を各地に届けていく様子を矢印やテレビのモチーフを使って表現しています」と発表資料で説明。

   企画したTokyoDexのクリエイティブディレクターを務めるダニエル・ハリス・ローゼン氏は、「今回完成させた壁画はこの先、何年にもわたり学園独自のビジョンを表す象徴となることでしょう」とコメントした。

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