「超熟」食パン店頭に並ぶように 「Pasco」の敷島製パン九州初上陸

   青いパッケージの食パン「超熟」が、九州に初登場だ。

   「Pasco(パスコ)」のブランド名でパン商品を展開する敷島製パン(愛知県名古屋市)は2019年7月1日から、空白地帯だった九州北部エリアでの商品供給を開始する。

「超熟」のパスコが九州進出
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福岡県に営業拠点新設、物流面の課題解消

   敷島製パンは、小麦の味を強く生かした食パン「超熟」シリーズや、強い弾力でもっちりとした食感が特徴の小麦「ゆめちから」を使った「国産小麦シリーズ」を看板商品とする。これまで本州エリアを中心に四国、沖縄、北海道の一部で商品を展開してきたが、生産拠点のない九州エリアでは未販売だった。

   5月30日、福岡県内に九州地区の営業拠点を新設したことに伴い、7月1日から福岡、佐賀、長崎、大分、熊本の九州5県への商品供給を開始。今後はスーパーなどの小売店で「超熟」などのパスコ商品が並ぶようになる。

   敷島製パンの広報担当者によれば、

「これまでも『超熟を九州でも扱ってほしい』という声があったが、物流面の課題が解消されたことでようやく進出することになった」

という。

   また、九州で残った宮崎、鹿児島の南部2県での販売は「まだできない」が、「九州北部での基盤を築いたのちに、南部への進出を検討していきたい」と回答した。

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