東京駅に新国立競技場、築地本願寺も 建築家・三村大介氏とタクシーで巡るツアー

   タクシー大手の日本交通(東京都千代田区)は、建築家と一緒に東京都内の名建築を周遊する「タクシーde建築めぐり forキッズ」を2019年の夏季限定で運行する。

   2018年9月からはじまった建築物の観光ツアー「タクシーde建築めぐり」を子ども向けにしたもので、夏休みの自由研究への活用を想定する。

東京の名建築をタクシーで巡る
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東京の建築「歴史」と「先進」を周遊

   ツアーではタクシーに建築家の三村大介さんが同行し、建築やその設計者、街の成り立ちについて詳細に解説しながら都内を巡る。

   ツアーコースには、1914年に建てられた赤レンガ造りの「東京駅丸の内駅舎」や1934年建立の古代インド風建築「築地本願寺」など歴史的建築をたどる「東京・築地・銀座コース」、「表参道ヒルズ」「新国立競技場」といった先進建築をめぐる「渋谷・表参道・千駄ヶ谷コース」がある。

   料金は1人8500円(税込)で、参加すると建築家の解説冊子やタクシーのミニカーがもらえる。

   日本交通はニュースリリースの中で「建築物に関心のあるお子様にとって、貴重なリアル体験が出来るツアー。夏休みの機会にプロと接する場を提供することで、未来ある子どもたちの学習活動に貢献したい」と説明している。

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