「マグロ感」たっぷり巨大ロボが日本を救う 近大工学部CM「未来の技術者」にアピール

   胸元に大きく口を開けたマグロの頭、腕には尾ひれや背びれがついた巨大ロボット「MAGROBO(マグロボ)」。操縦席には大学生が座り、突如として現れた暗黒飛行生物「シビア」と戦う――。

   2019年7月12日に公開された近畿大学工学部(広島県東広島市)のウェブCMだ。

MAGROBO
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6人の学生が専門分野を駆使して怪物と戦う

   動画は3分程度で、CGを駆使して映画のような仕上がりになっている。

   MAGROBOには学科の違う6人の大学生が搭乗している。建築学科の学生が設計したロボットを、ロボティクス学科の学生が操縦し、化学生命工学科の学生が生命科学エネルギーを使った武器を使う。それぞれの専門分野を駆使して「シビア」と戦うのだ。

   MAGROBOの脇腹部分が魚の「エラ」のように動くなど、「マグロ」感もしっかりアピールしている。

   プレスリリースによると、2019年に英国企業が発表した科学技術のランキングで、日本は4位となった。諸外国の科学技術の発展によって、「モノづくり大国ニッポン」という看板も薄れつつあるという。近大工学部は、これからの世の中をけん引していく若者たちに「工学」の魅力・かっこよさを発信し、未来の技術者に学部を紹介するために「MAGROBO」を生み出した。

   広島・岡山・香川・愛媛の4県では15秒版のテレビCMが12日から放映される。

   PR事務局によると、MAGROBOの今後の活用は未定だという。

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