木1本分!500個のミカンもらえるなんて 「有田むき」できたらSNSに投稿だ

   JAありだ共選協議会(和歌山市)は、和歌山県有田地域を中心に生産される「有田みかん」をより多くの人に食べてもらうためのキャンペーン「有田むきチャレンジ」を、2019年10月8日~11月30日の期間に実施している。

   ツイッターまたはインスタグラムに「有田むき」の写真・動画を投稿すると、抽選で10人に有田みかんの木1本分のミカン(約500個)がプレゼントされる。

有田むきチャレンジ
手が汚れず、ゴミもまとまる有田むき
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皮ごと半分に引き割り、さらに半分にして4等分

   「有田むき」とは、有田地域特有のミカンのむき方だ。果頂部(ヘタが付いていない方)から、皮ごと半分に引き割り、さらに半分にして4等分にする。取材に答えたPR事務局の担当者によると、元々は生産農家が作業中にミカンの味を確認したり食べたりする際に素早く皮をむくための方法だったが、今では和歌山県民に広まっているそうだ。

   「有田みかん」は、コクのある甘さと濃厚な味わいが特徴のブランドミカン。皮も薄皮も薄く、他のミカンに比べて有田むきがしやすいという。

   キャンペーンへの応募は、どんなミカンを有田むきしても構わないが、「ぜひ有田みかんでも試してほしい」との話だ。

   景品の有田みかんの数は約500個。1本の木に1シーズンで実る量だ。

   当選者にはこれが1度で届く。担当者によると、賞味期限は約2週間。1人で食べ切るには1日35個以上食べる計算になる。

   「1人で食べても良いが、周囲の人に分けてみんなで食べるのがお勧め」と担当者は話した。

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