本体価格2800円 生チョコ使用で表面に金粉「至高の生ブラックサンダー」

   有楽製菓(本社:東京)のチョコレート菓子「ブラックサンダー」。

   1994年の発売開始以来変わらない1本30円(税抜)という価格が魅力だが、2019年11月6日にはその90倍以上、2800円の新商品が発表された。生チョコレートを使った「至高の生ブラックサンダー」だ。

本体価格2800円の「至高の生ブラックサンダー」が人気
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500セットが約4時間で完売、追加販売へ

   「至高の生ブラックサンダー」はブラックサンダーの販売25周年を記念し、クラウドファンディングサイト「Makuake」で販売する。

   ココアクッキーとプレーンビスケットを使ったザクザクとした食感のブラックサンダーの上には、濃厚なミルクチョコレートとフランス産ミルク配合のホワイトチョコレート、北海道産生クリーム使用の生チョコレートを載せた。外側のコーティングチョコレートには産地の異なるカカオ豆を使用し、バランスの良い味わいが特徴の「ガーナ産」タイプと、すっきりとした味わいの「トリニダード・トバゴ産」タイプの2本を展開する。表面にはいずれも「金粉」をあしらった。

   実はこれまで「生ブラックサンダー」シリーズは、バレンタインシーズンにJR東京駅構内に出店するポップアップストア「ブラックサンダー義理チョコショップ」で2015年から販売してきた。しかし、有楽製菓の「Makuake」の販売ページによれば、従来は東京以外の消費者が買いづらい点や、赤字となる販売方法がネックになっていたという。そのため、これまで買えなかった消費者への展開と「赤字回避」を目的に、クラウドファンディングサイトでの販売を決めたとしている。

   商品は11月6日16時に発売したが、用意していた500セットは約4時間で完売。急きょ、11月19日18時から100セットを追加で販売する。

   本体価格は1箱2本入りで2800円だが、Makuakeでは送料などが入り4100円(税込)での注文となる。商品は2020年2月中旬に配達予定だ。

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