もうダサいなんて言わせない 卓球・平野美宇が大人コーデでオシャレに魅せた

   卓球女子日本代表の平野美宇選手が、プロによるコーディネートとメーキャップで大人の一面をのぞかせた。

   2019年11月26日に東京都内で行われたイベントで、「大変身」してみせたのだ。

スマートフォンで自撮りをする平野選手
イベントに出席した平野美宇選手
マッシュホールディングス社長の近藤広幸氏、平野選手(左から)
お気に入りのコーディネートに着替えた平野選手
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「これからはおしゃれな人間に」

   平野選手は、女性向けアパレル「スナイデル」「ジェラートピケ」などを手がけるマッシュホールディングス(本社:東京)と結んだ「ライフスタイルパートナー契約」の記念イベントに出席。同社が11月1日~2日に開催した一般向けイベントの来場者を対象に、平野選手に試してほしいコーディネートの投票を呼びかけた「MIUコーデ総選挙」で、全10コーデ中1位になったブラウンのドレスに身を包んで登場した。

   普段はユニホーム姿が多いという19歳の平野選手は、

「ドレスっぽい衣装を着ることが少ないので、すごい新鮮。よくファッションがダサいと言われていたので、これからはおしゃれな人間になりたいです」

と語った。

   会見途中には平野選手が「お気に入り」だという全体2位のコーデに衣装チェンジ。シースルーのトップスを羽織った黒いドレス姿で、大人っぽさを印象付けた。

「昔はピンクとか明るい色が好きだった。最近は髪も短いですし、黒かったり、かっこいいファッションの方が似合うと言われる」

と選んだ理由に触れ、笑顔でこう語った。

「ちょっと透けてるけど、キラキラとかも入っててかわいいところが好きです」

東京五輪「すごく大事だと思っている」

   イベント終了後、報道陣による囲み取材が行われた。

   2020年の東京オリンピックで、卓球女子シングルスに日本代表として出場するためには、20年1月時点で世界ランクの日本選手上位2人以内に入る必要がある。11月26日現在、世界ランク7位の伊藤美誠選手の代表選出が決定的となっているが、10位の平野選手は8位の石川佳純選手との間で残り1枠を賭けた戦いを続けている。

   平野選手はシンガポールで11月21日~24日に行われた卓球の国際大会「T2ダイヤモンド」で1回戦敗退し、代表権獲得に向け痛い足踏みとなった。

   ランキングを左右する国際大会は残り2大会。12月4日からカナダでの「ITTFチャレンジ・ノースアメリカンオープン」に臨む平野選手は、

「シングルスの2枠に入りたい。あと2大会で代表を決められるように、この1週間練習して、大会に臨みたい」

と気を引き締めた。

   また、東京五輪への思いについて聞かれると、

「すごく大事だと思っている。そのためにはまず次の2大会をしっかり戦うしかない」

と意気込んだ。

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