「耳をすませば」映画版に高橋一生を推す人たち 銀魂、聖☆おにいさんも受けた「洗礼」

   漫画家・柊あおいさんによる青春恋愛漫画と、それを原作としたスタジオジブリの人気アニメ映画として知られる「耳をすませば」の実写映画化を2020年1月14日、複数のメディアが報じた。主演を務める女優の清野菜名さんと俳優の松坂桃李さんが所属する事務所・企業の公式サイトには、同作への出演情報が出ている。

   ところがツイッターには、1995年に公開されたアニメ映画「耳をすませば」で天沢聖司の声優を務めた俳優の高橋一生さんに演じてほしかったとの要望が多数寄せられている。投稿をさかのぼると、アニメ作品の実写化ニュースが報じられた際に多くの人が、アニメで声優を務めた人に演じてほしいとツイートする「現象」が過去にも起きているようだ。

画像はUNIVERSAL MUSIC JAPAN公式サイトのスクリーンショット
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「銀魂」は原作キャラの声優の映画版出演を熱望

   例えば17年に公開された映画、実写版「銀魂」。漫画家・空知英秋さんの作品を原作としており、メインキャラクター「坂田銀時」、「志村新八」、「神楽」の「声の出演」を担当する声優・杉田智和さん、阪口大助さん、釘宮理恵さんの出演を熱望する投稿が特に多く見つかる。

「銀魂は銀さんが杉田智和、新八が阪口大助、神楽が釘宮理恵以外の声っていうのはまずありえない」
「銀魂実写化ねぇ。阪口大助よりも新八らしい役者を連れてこれるならやってもいいかな」
「『銀魂』実写化。いいんだよ。いいんだけどね。やっぱり、私の中では、銀さんは杉田くんなんだよ...」

   しかし、キャラクタービジュアルや本編が公開されると、作品を見たと思しきユーザーからは、次のようなコメントが。

「小栗くん!美しい銀ちゃんやってくれてありがとう!カンナちゃんの神楽もかわいい!菅田ちゃんの新八阪口さん臭するwすき!」
「すげぇ実写銀魂のクオリティが想像以上に高いww菅田将暉がかなり新八、というか阪口さんだった」

   実写版でメインキャラクターたちを演じた俳優・小栗旬さん、菅田将暉さん、橋本環奈さんらを称賛するコメントが相次いだのだ。

森山未來・星野源→松山ケンイチ・染谷将太、結果は

   漫画家・中村光さんによる、宗教を題材とした漫画「聖☆おにいさん」も同様だ。俳優の松山ケンイチさんと染谷将太さんのダブル主演で18年にドラマ実写化されると報じられた際、「せいんとおにいさんは実写も森山未來氏と星野源氏でよいと思う」、「聖おにいさんの実写キャスト森山未來×星野源じゃないのぉ」など、13年公開の劇場アニメ版で主演声優だった森山未來さん、星野源さんの名前がツイッターに挙がった。だが、

「マツケンに染谷くんは演技はもちろんだけどビジュアルもいいね!!」
「『聖おにいさん』実写版見てきました!おもろかった、松山ケンイチのイエス、染谷将太のブッダ、ハマりすぎ!!」

   ドラマ公開後のツイートを遡ると、実写版俳優の再現度の高さや演技の面白さを絶賛する人がいる。実写版「耳をすませば」も前評判を覆す結果となるのか、楽しみだ。

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