カンボジア国籍・猫ひろし 東京マラソン「厚底シューズ」で臨む深い事情

   お笑い芸人でリオデジャネイロ五輪男子マラソン・カンボジア代表の猫ひろしさんは、2020年2月3日に東京都内でおこなわれた健康食品メーカーの新商品発表会に出席した。

   20年3月1日の東京マラソンには、世界陸連が新ルールを発表し話題になった「厚底シューズ」で臨みたいと語ったが、その理由は「猫流」だった。

ギャグを披露する猫ひろしさん
東京マラソンに向け抱負を語る猫さん
「TKDプロジェクト」よしきさん、理学博士の鵜澤正和さん、猫さん、コンディショニングトレーナーの尾藤朋美さん(左から)
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「ギャグ100連発」は不発に

   赤いTシャツと青い短パンのお馴染みの「コスチューム」で登場した猫さん。まずは芸人・猫ひろしとして、「ギャグ100連発」と題し一発ギャグをなぜか3つだけ披露したが、会場は微妙な空気に包まれた。

   その後は陸上競技を専門とするユーチューバーユニット「TKDプロジェクト」のよしきさん、コンディショニングトレーナーの尾藤朋美さんと「走ること」をテーマにトークを実施。ランナー・猫ひろしとしてのエネルギーを維持する秘訣を尾藤さんから聞かれると、

「大きい目標の中に小さな目標を作って、(そこから)逆算して確実に超えていくというやり方をやっています」

と語った。小さな目標が叶わなかった場合は、その一つ一つを見直しつつも、大きい目標だけは変えないようにしているという。

   猫さんは東京マラソンに参加予定だ。MCに抱負を聞かれ「今の自己ベストが2時間27分52秒。できたら2時間26分台を出したい」と意欲を語った。

   また、

「今はやりの厚底シューズで臨もうかなと思っています。ただ僕の場合はスピードを追求するためではなく、背を高くするため」

と身長の低さを自虐し、笑いを誘った。

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