スイカ割ったら中身が真っ白 食べてもまずい「ガッカリスイカ」生まれた理由

「お前にはがっかりだよ」

   このツイートに添えられたスイカの画像。切ったら中身がほとんど真っ白で、食べてもスイカの皮近くのような味で甘くないという。2020年8月20日午後の投稿で、ユーザーからは「これは酷い」「ガッカリすぎる」と同情する声も。J-CASTトレンドは全国農業協同組合連合会(JA全農)に、こうした「ガッカリスイカ」について詳しくきいた。

中身がほとんど真っ白な状態(つるや菓子舗さん提供)
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外側の皮だけが急成長した可能性

   JA全農の担当者は、「専門の農家などからは、スイカの中身が白くなってしまったという話はあまり聞きません」と回答した。

「考えられる要因としては、個人で栽培していたものを未熟果の状態で収穫してしまった、などです。そのほか、特に2020年は春から曇天続きで8月に入って急に天気が良くなったので、外側の皮だけが急成長して実が熟しきれていなかった可能性もあります」

   中身が白いスイカをツイッターに投稿したユーザーは、そのまま捨てるのももったいないと、白い部分を煮物にして食べたそうだ。JA全農によるとスイカはウリ科なので、他のウリ科の農産物のように調理して食べられると話す。

「(スイカの)皮は、昔から漬け物などに加工されています」

   と、そのまま食べる以外の方法も教えてくれた。

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