ahamoで激減「プリインストールアプリ」 「不要でも削除できず困ってた」歓迎の声

   通信会社が販売するスマートフォン(スマホ)に、キャリアが用意したアプリケーションが入っている場合がある。こうしたものは「プリインストールアプリ」と呼ばれる。

   NTTドコモの新料金プラン「ahamo」では、契約時に3機種のスマホが買える。このうち「Xperia 1 II SO-51A」と「Galaxy S20 5G SC-51A」にプリインストールされているアプリの数が、ahamo以外のプランで買った場合よりも少ないという。

いらないアプリが減って快適?
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24のプリインストールアプリが消えた

   「ahamo」公式サイトによると、上記2機種にはドコモの各種料金プランの場合それぞれ29種類のプリインストールアプリが搭載されている。一方「ahamo」版は、このうち5種類だ。「ドコモ電話帳」「ドコモメール」「スケジュール」「メモ」「iD」など24種のアプリが、対象2機種からは姿を消している。

   なお「ahamo」でこうしたアプリを、自分でインストールして利用できるかはケースバイケース。例えば「ドコモ電話帳」は「ahamo」では使えないが、「iD」はiD公式サイトから入手し利用可能だ。

   プリインストールアプリ激減に、これまでのドコモの各種プランから「ahamo」に乗り換えたツイッターユーザー「るーと@庶民パパ×ブログ」さんは「うれしい」と話す。

   プリインストールアプリは削除できないものもある。「使用していないにもかかわらずアプリ更新通知がくるなど、正直不要」との認識だと話す。ドコモのアプリは基本的に「My docomo」「dポイント」「d払い」しか使用していないという。なお「ahamo」公式サイトによると、これら3アプリは「ahamo」でも利用できる。

「自分で好きなものをインストールすればいい」

   ドコモの既存プランから「ahamo」に乗り換えた「うり」さんも「今回の仕様はとても気に入って」いると話す。プリインストールアプリは、米グーグルなど他社製のアプリと用途が重なっていたり削除できなかったりで、ストレスを感じていた。

「必要なアプリは自分で好きなものをインストールすればいいですし、それができる人向けのプランなのでは」

   また「うり」さんは、使えなくなると困るプリインストールアプリもないとした。

   「神谷友樹@YuKa工房」さんは楽天モバイルから「ahamo」に乗り換えたが、以前はドコモユーザーだった。「ahamo」の端末では不要に感じていたプリインストールアプリがなくなり、「とても快適です」とのことだ。

   他のユーザーと同様、「プリインストールアプリは消せないこともあるので、(数が)少ないと嬉しい」と続けた。

   なお「ahamo」では「iPhone 11」も販売されている。ドコモ広報によると、ドコモの各種プランで販売されているものでも、「ahamo」版でも、「11」を含めてiPhoneシリーズの端末にプリインストールアプリは存在しないとのことだ。

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