すき家「やきそば牛丼」の背徳感 「ダブル炭水化物」にちょっとアレンジ

   牛丼に焼きそば乗せたらどうなる――。牛丼チェーン「すき家」が2021年4月7日に発売した「やきそば牛丼」。何ともインパクトの強い商品名で、発売前から話題になっていた。

   J-CASTトレンドの記者は宅配注文し、発売日にさっそく食べてみた。

インパクト強すぎる見た目
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伝説的な販売数を記録した大人気商品

   届いた品のフタを開けると、その名の通り、牛丼の上に焼きそばがそのまま乗っていた。びっくりだ。ソースの香りも目立ち、見た目ではこれが牛丼なのか分からない。


インパクト強すぎる見た目

   「やきそば牛丼」は、「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」の公開を記念して期間限定で発売された。劇中に登場する「やきそばパン」をモチーフにしている。2013年にもすき家では「やきそば牛丼」を一度販売しており、「伝説的な販売数を記録した大人気商品」だという。

   焼きそばをどけると、下から牛肉が姿を現した。間違いない、これはいつも食べているすき家の牛丼だ。牛丼の香りも広がってきた。


牛肉発見

   まず、上の焼きそばだけで食べてみる。


焼きそばだけ取り出した

   ソースはスパイスがきいていて、食欲がかき立てられる味わい。公式サイトによると、すき家の特製ソースで調理している。濃い目の味付けで、焼きそばだけで十分おいしい。むしろ単品で出しても良いのではないか。

   続いて、いよいよ焼きそばと牛丼を一緒に食べる。

   ...意外といける。焼きそばの麺はどちらかというと太く、柔らかめ。お米の食感とケンカすることなく、上手く混ざり合っている。ソースの香りに牛丼が負けるかと思ったが、牛肉のうま味もしっかり感じられる。

   注文の際に「つゆぬき」と「つゆだく」が選べるが、今回「つゆだく」を選んだのも良かったのかもしれない。牛丼と焼きそばが良い具合に融合していた。記者は、初めて焼きそばとご飯を一緒に食べた。炭水化物の共演は幸せになることが分かった。

目玉焼き乗せて思わず頬が緩む

   紅ショウガと青のりがトッピングで付いてきた。紅ショウガは焼きそばにも牛丼にも定番のトッピングだ。合うに違いない。


紅ショウガ、青のり、かつお節

   記者はそこにカツオ節も追加で乗せた。紅ショウガの酸味と食感がアクセントになって、どんどん箸が進む。カツオ節がふわっと香り、屋台の味に近づいた。

   何かもう一工夫できないか...。冷蔵庫に卵があったので、目玉焼きを作って乗せてみた。


目玉焼き乗せたらさらにおいしい

   思わず頬が緩んだ。目玉焼きは半熟にして、黄身を割って絡めて食べることをおすすめする。

   完食した後、少しだけ悪いことをしている気分になった。

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