「M-1」優勝が全てじゃない 決勝進出ゼロ回でもレギュラー番組多数のコンビ

   漫才日本一を決める「M-1グランプリ」。2021年11月18日に準々決勝の通過者が発表されたが、敗退者の中には「EXIT」や「ミキ」など、テレビで売れっ子の芸人もいた。

   準決勝敗退者による敗者復活戦と決勝戦は、毎年ABCテレビ・テレビ朝日系列で放映される。決勝進出、さらに優勝すればテレビ出演が激増するコンビも。ただ、決勝を逃し続けているのに複数のレギュラー番組を抱える芸人がいるのも事実だ。

M-1で優勝し、超売れっ子の「サンドウィッチマン」 一方、決勝未進出でもお茶の間で大人気の芸人は
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2021年のタレント番組出演本数上位に

   お笑いコンビ「チョコレートプラネット」は、コント日本一を決める「キングオブコント」決勝進出の経験がある一方、M-1決勝には縁がない。2006年大会は1回戦で、08年は2回戦で敗退。最近では18年にも出場したが、準々決勝で敗れた。

   一方、21年11月18日現在は「ヒルナンデス!」(火曜日・日本テレビ系)、「新しいカギ」(フジテレビ系)など、コンビ出演では少なくとも地上波に6本のレギュラー番組を抱える。さらに、ニホンモニターが21年7月1日に発表した「2021上半期タレント番組出演本数ランキング」(1月1日~6月20日の出演回数)によると、「チョコレートプラネット」の松尾駿さんは6位(233本)、長田庄平さんは8位(230本)にランクインしている。

   そして今回のM-1で敗退した「EXIT」。2017年結成で、今回を含めて5回出場しているものの、準決勝以降に駒を進めたことはない。

   それでも、現在では押しも押されもせぬお茶の間の人気者だ。「霜降りミキXIT」(TBS系)や「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)など、調べた限り、コンビで5本のレギュラー番組に出演している。

あのM-1優勝者たちは

   M-1優勝経験者で、現在最もテレビのレギュラー番組数が多いのは「サンドウィッチマン」か「霜降り明星」だろうか。所属事務所・吉本興業公式サイトでのプロフィールによると、霜降り明星のテレビのレギュラー番組の数は12本。「グレープカンパニー」公式サイトのプロフィールによると、サンドウィッチマンのレギュラー番組は「11本」だ。

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