バーガーキング「フレンチフライ欠品するかも」 産地の水害や物流問題で

   バーガーキングが、フライドポテト(フレンチフライ)不足の危機に見舞われているようだ。同社はツイッターで、ポテトの代わりとなるハンバーガーの「サイドメニュー」の募集まで始めた。

   マクドナルドの「マックフライポテト」が2021年末から22年初めにかけて、一部の商品が販売休止となったのは記憶に新しい。ポテト不足は、いまだ解消していないようだ。

告知ポスター ビーケージャパンホールディングスのプレスリリースより
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チキンナゲットやオニオンリングもピンチ

   バーガーキングが2022年4月25日に投稿したツイートは、「北米の水害。コロナ禍による物流混乱。もろもろの事情により」フレンチフライ欠品の危機を画像で説明。同社の名物バーガー「ワッパー」に合うサイドメニューの提案ができる企業・団体を、リプライで募集しているのだ。

   J-CASTトレンドは、バーガーキングを運営するビーケージャパンホールディングス(東京都千代田区)に取材した。担当者によると、スピード感をもって広く募集したいとツイッターを利用したという。

   しかし、バーガーキングで提供されているサイドメニューは、フレンチフライだけではない。他のメニューもあるのだが、

「チキンナゲットやオニオンリングの在庫も不安定です。在庫状況を考慮し、必要に合わせて検討いたします」

との事情を明かした。

昨年末は「欧州産」で乗り切った

   昨年12月、マクドナルドが「マックフライポテト」の一部販売休止を発表した際、J-CASTトレンドはバーガーキングにも動向を取材していた。その際は、米国産のジャガイモ不足から欧州産を使う可能性を説明したうえで、「現在、(フレンチフライが)品切れとなる予定はございません」と回答している。

   今回は、同様の措置をとれないのか。担当者によると、「原産国を変更するなどの方法で対応しておりますが、現在もフレンチフライの在庫は不安定となっています」。品切れがいつ起こるかについては、「物流の状況により欠品する可能性がございます」とだけ答えた。

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