「ベビースター」が大きなカップ麺に 「チキンラーメン」とまるで真逆

   「ベビースターラーメン」と「スーパーカップ」が、コラボレーションだ。チキン風味の大盛りカップ麺として登場した。

   商品名は、「スーパーカップ1.5倍 ベビースターラーメン チキン味」。エースコックが2022年5月2日から販売している。

スーパーカップ1.5倍 ベビースターラーメン チキン味
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過去にもラーメン化

   ベビースターラーメンは、「ラーメンをそのまま食べる」という発想から生まれたスナック菓子だ。「チキン味」のインスタントラーメン風駄菓子として、1956年の登場から70年近くに渡り愛されている。

   実は、これまでにも「ラーメン」として発売された歴史がある。公式サイトによると、1978年に「ベビースターカップラーメン」が登場していた。また、インターネットニュース「ねとらぼ」の2019年8月14日付記事によると、おやつカンパニーが販売するミニサイズカップ麺「ブタメン」の前身に当たるのが、1987年発売の「ベビースター当たりら~めん」だという。

   最近では、2021年8月にエースコックから「ベビースターラーメン カップめん」の「チキン味」と「ピリ辛チキン味」の2種類が発売している。そして今回の「スーパーカップ1.5倍」だ。

「0秒チキンラーメン」大ヒットで

   「スーパーカップ1.5倍 ベビースターラーメン チキン味」が発売される1か月ほど前の2022年4月4日、「0秒チキンラーメン」(日清食品)が登場した。これがヒットし、4月27日にはいったん販売休止となった。

   「0秒チキンラーメン」とは「そのままかじる用」の「チキンラーメン」だ。即席麺の「チキンラーメン」を、お湯なしでスナック菓子のように食べるために日清食品が開発した。「あっさりうす味」なのが特徴だが、これはしょうゆベースのチキンスープが基となっている。そのためツイッターでは、同じチキン味の「ベビースター」を連想した人から、「似てる」と話題になった。

   また、即席麺がスナック菓子風になった「0秒チキンラーメン」と、スナック菓子がカップ麺に変身した「ベビースターラーメン」を比べて、「逆になった」と連想した人もいたようだ。

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