「六本木クラス」のほかにも 大野智、唐沢寿明も出た韓国ドラマリメーク

   ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の放送が、2022年7月7日に始まる。ネットフリックスで大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス」のリメーク作で、注目度は高い。

   海外ドラマの日本版というと、元の作品は米国発が多いイメージだが、韓国のヒット作も多い。中には、続編が制作されたドラマもある。

「六本木クラス」で主演を務める竹内涼真さん(写真:アフロ)
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「彼女はキレイだった」は中島健人さんが

   「梨泰院クラス」で主演を務めた、パク・ソジュンさん。別の主演作「彼女はキレイだった」は、同名タイトルで2021年にフジテレビ系列で放送された。

   主演はSexy Zoneの中島健人さんと女優の小芝風花さん。さえない「太っちょ」の少年からイケメンエリートになった男と、優等生の美少女から無職の「残念女子」になった2人のラブストーリーだ。

   実は韓国ドラマの日本リメークは、最近だけではない。

   2008年に放送されたサスペンスドラマ「魔王」(TBS系)。嵐の大野智さんと俳優の生田斗真さんがW主演を務めた。大野さんにとっては、初主演作となった。

   これも、オリジナルは韓国ドラマだ。日本版の前年、2007年に放送されていた。弟を殺害した犯人を追いつめることに人生をかけた、弁護士の復讐劇だ。

BTSが主題歌で話題

   「韓国ドラマ」と聞いて、恋愛ドラマを思い浮かべる人は多いだろう。しかし、日本でヒットしている硬派ドラマの中にも、韓国発のリメーク作品が存在する。

   唐沢寿明主演ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」(2021年・日本テレビ系)は、18年に放送された「ボイス 110緊急指令室」の続編だ。

   妻を殺された敏腕刑事と、父を殺された声紋分析官がタッグを組み、事件を解決していくサスペンスドラマ。韓国では「ボイス」(日本題:「ボイス〜112の奇跡〜」)のタイトルで、2017年にシーズン1が放送。これがヒットし、21年までにシーズン4まで続いた。なお題名にある「112」は、日本の「110」にあたる緊急通報番号だ。

   坂口健太郎さん主演のドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年・フジテレビ系)は、16年に韓国で放送された「シグナル」の日本リメーク作品。無線機を通じて繋がった現在と過去の刑事が、長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンスドラマだ。日本版では、1997?2000年の時間軸で展開されたが、原作は1989〜2000年だ。

   同作の日本版では、BTSが主題歌を務めている。2021年3月にはスペシャルドラマが、4月には劇場版が上映された。劇場版でもBTSが、back numberの楽曲提供とプロデュースのもと、主題歌「Film out」を歌い話題となった。

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