ゲオ「PS5」応募条件に「PS4売却」やめた 転売防ぐ策と思われたが

   メディアショップ「ゲオ」が、再びゲーム機「プレイステーション(PS)5」の抽選販売を実施する。前回抽選(2022年8月22日〜25日受付)は、応募条件として前世代機・PS4のゲオへの売却を求め、インターネット上で話題となった。

   次回(9月20日〜22日受付)の抽選では、この条件は不要だ。当選者はPS4を手放さなくてもよくなる。転売対策の措置とみられたが、取りやめの理由は。

抽選販売条件は変更に (画像はプレイステーション5用コントローラー)
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「多数のご意見をいただき」

   ゲオがPS5抽選販売にあたり、ユーザーに求める新たな条件は2つ。まずは「店舗レンタル会員機能付きPontaカード」を所持し、ゲオ公式アプリとPonta会員IDを連携させていること。そして当選後の購入時、上述のPontaカードと本人確認書類を提示することだ。

   前回の抽選時では、PS5の購入にあたり、当選者はPS4をゲオに売る必要があった。同社公式サイトによると、PS4で遊んでいるユーザーに直接届けるのを目的として設けた条件だ。これまで多様な転売対策を講じてきた一方、依然として不正な手段と疑われる応募が増加傾向にあったのだという。

   ゲオホールディングス広報に取材した。前述のような状況が続いており、今回の抽選条件では「日頃からゲオをご利用いただいており、ゲームを楽しんでいただけるお客様に直接お届けすること」を目的に据えている。

「前回の応募条件においても多数のご意見をいただきまして、それを踏まえつつ様々に対策を検討しており今回はその一環となります」(ゲオホールディングス広報)

   なおPS5は、9月15日から値上げとなる。ゲオによる今回の抽選も改定後の価格になる。機種はメーカーの出荷によって変更の可能性はあるが、現状では新型モデル「CFI-1200」シリーズを予定していると同社広報は明かした。

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