レジ袋有料化から2年、今度は値上げ 1袋10円も...原材料費の高騰で

   2020年7月の「レジ袋有料化」から2年以上が経過した。食品や各業界のサービスに高騰が相次ぐなか、スーパーマーケットなどで有料レジ袋の価格を値上げする店も増えている。

   背景には、原材料費の高騰があるようだ。

有料化されたレジ袋、今度は値上げに?
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スーパーやデパートで

   ツイッター上を調べると、2022年7月から9月にかけて、周囲のスーパーやドラッグストアなどでレジ袋が値上げになった、という声を数十件見かける。

   スーパーや商業施設によっては、自社ウェブサイトでレジ袋値上げを告知しているところがある。

   たとえば、東京都を中心に関東で100店舗以上を展開するスーパー「サミット」。2022 年 7月1日から、レジ袋価格を改訂した。レジ袋(小)は3円から4円(税込、以下同)に、大サイズと花用袋は5円から6円になった。「原材料費高騰」が理由としている。

   岩手県、宮城県で18店舗を運営しているスーパー「マイヤ」も、9月1日から原材料費高騰により値上げ。レジ袋(中)と弁当用袋は3円から4円に、特大袋は3円から10円となった。

   仙台市のショッピングセンター「セルバ」は、施設内の「食彩館 生鮮レジ」のレジ袋価格を8月から変更している。1枚5円だったところ、7円となった。「ECOへの取組みと原材料の高騰により」と理由を説明している。

   デパートが値上げすることも。「東武百貨店 池袋店」(東京都豊島区)は、5月12日に買い物袋各種の価格を改訂した。プラスチック製買い物袋は5円になった。東武百貨店で買い物袋が有料化されたのは20年7月1日だ。有料化は6月8日に告知していたが、当時の告知によるとこのときのプラスチック製買い物袋は3円だった。

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