2017年3月14日、韓国文化院で開かれた(公財)韓昌祐・哲文化財団の助成証書授与式での記念講演をする仲尾宏氏
滋賀県長浜市の「高月観音の里歴史民俗資料館」に保管・展示されている雨森芳洲の対朝鮮外交の意見書「交隣提醒」。重要文化財指定。ユネスコ「世界記憶遺産」に登録された333点の資料のうち、雨森芳洲の著作など36点が含まれている。
長浜市にある「東アジア交流ハウス雨森芳洲庵」にて。1668年5月、雨森芳洲は近江の国雨森郷に生まれたとされる。医学、儒学、語学を学び、外交文書を取り扱う真文役と朝鮮通信使の応接の職務に2度抜擢された
2016年度の助成受贈者として、『ユネスコ世界記憶遺産と朝鮮通信使』(明石書店)を元下関市立歴史博物館館長の町田一仁氏と共著を出版した
1936年、京都府生まれ。同志社大学法学部卒業後、京都精華短期大学非常勤講師、京都造形短期大学教授などを経て、2000年4月に京都造形芸術大学歴史遺産学科教授に就任。朝鮮通信使研究の第一人者となる。現在、京都芸術大学歴史遺産学科客員教授