【金沢工業大学 産学連携】南海トラフ等巨大地震に備える「開放型アルミ耐震シェルター」の耐震性を実証
記事配信日:
2026/07/29 13:37 提供元:共同通信PRワイヤー

2026年7月29日
学校法人金沢工業大学
2026年7月29日
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102928/202607293308/_prw_OT1fl_OLh5jlb7.png】
金沢工業大学建築学科の須田達教授(専門分野:耐震設計)、は、株式会社堤サッシュ工業(福井県敦賀市)が開発した開放型アルミ耐震シェルターの実用化に向けた耐震性能の実証実験を、金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスにある地域防災環境科学研究所の大型振動台を使い実施しました。
実験では、能登半島地震(石川県輪島市門前町走出)に加え、熊本地震(熊本県益城町)、東日本大震災(宮城県築館)、阪神・淡路大震災(兵庫県神戸)を含む計4種類の巨大地震クラスの加振にて耐震性能を検証しました。
その結果、いずれの加振に対しても十分に耐えられる筐体構造であることを確認しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202607293308-O1-0NWW3uW8】
【当実験の概要】
近年、全国各地で地震が相次ぐ中、南海トラフや首都直下などの巨大地震への備えが叫ばれています。また、土砂災害で家屋が倒壊・損壊する自然災害も頻発しており、避難所へ容易に移動できない高齢者等への対応が地域の大きな課題となっています。
火災にも対応した閉鎖型アルミ耐震シェルターの耐震性能を調べるため、2022年6月~7月の計6日間、地域防災環境科学研究所の大型振動台(水平2軸同時加振)を用いて震動実験を行いました。
この耐震シェルターは、アルミ製で、木造住宅などの住宅内に設置できるものです。
また、震動実験は豪雪地域での積雪を想定し、シェルターの屋根に2トンの荷重を載せた状態で振動実験を実施した結果、熊本地震(益城町で観測された震度7相当)をはじめ、東日本大震災や阪神・淡路大震災クラスの大地震による加振にも十分耐えられる筐体構造であることを確認しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202607293308-O2-A4B5Xjtp】
今回、新たに開発された開放型アルミ耐震シェルターは、顧客のニーズを反映して軽量化に取り組み、壁材に木質系材料であるCLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)を採用し、迅速な避難を可能にするため4辺の中央部を開口したことで、閉鎖型と比較して50%の軽量化(重量を2分の1に削減)を実現しています。
この開放型シェルターは閉鎖型と同様に木造住宅などの住宅内に設置できます。
今回の震動実験は2026年7月の計6日間にわたり実施し、豪雪地域での積雪を想定してシェルターの屋根に2トンの荷重を載せた、閉鎖型と同条件で検証しました。
実験では、新たに能登半島地震(走出)の激震地を追加し、閉鎖型で検証した熊本地震(益城町)、東日本大震災(築館)、阪神・淡路大震災(神戸)を含む計4種類の巨大地震クラスの加振にて耐震性能を検証しました。
その結果、いずれの加振に対しても十分に耐えられる筐体構造であることを確認しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202607293308-O1-0NWW3uW8】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202607293308-O3-UQU2Bjd9】
世界有数の地震大国である我が国では、高齢化社会を迎え、山間地や豪雪地帯に暮らす人々を含め、高齢者にも優しい安心・安全な住環境が求められています。実証実験で耐震性能が確認された、この耐震シェルターを木造住宅内に設置することにより、既存の古い家屋に住んでいても、大震災時にすぐに避難することができます。本シェルターは、国連がSDGsで目指す「自然災害に強靭な社会」の構築にも貢献できるものです。
今後、株式会社堤サッシュ工業では拡販に向けて、下記のイベントにて耐震シェルターを展示する予定です。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102928/202607293308/_prw_OT2fl_8C4h330L.png】
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