「薄さ」と「高出力」を両立する充電器を探し求めて。マテックのこれで、外出時の隙間充電が変わった

充電器を選ぶとき、「薄さ」と「出力」ってなかなか両立しないんですよね。
薄型の充電器は各社から出ているんですが、その多くは65Wどまり。それでも充分ではあるものの、自分はスマホとPCを同時に充電することも多く、そうなると出力が分散してしまうことも……。
だからこそ、出力は高ければ高いほどいい。そんな“あと一歩”を詰めてくれたのが、マテック(MATECH)の「Sonicharge Ultra Blade 70W」でした。
厚さ12.9mm、それでいて70W

マテック「Sonicharge Ultra Blade 70W」6,490円(税込)
※記事公開時のAmazon販売価格
まず特筆すべきは、そのサイズ感。
本体は約45.3×83.9×12.9mmで、重さは約83g。フリスクのケースを少し縦に伸ばしたような形で、手に持つと「これ、本当に70W?」と思うくらいの薄さです。

実は今まで、似たタイプの薄型充電器も使っていました。ただ、明確に違うのが“出力”。

薄型充電器というジャンル自体はめずらしくなくなってきましたが、この形状の充電器の多くは最大65W。
その中でこのモデルは70Wまで出せるのが強みで、メーカーいわく70W以上の出力を持つ薄型充電器としては世界最薄クラスとのこと(2024年8月時点の自社調査)。
65Wとの差は5W。この5Wで具体的に何が変わるのかと聞かれると、正直パッとは答えられないんですが、それでも出力は高いに越したことはないですからね。
同じような薄さで選べるなら、より出力の高いほうを選びたくなってしまいます。
カバンでもコンセントでも邪魔にならない

この薄さの恩恵をいちばん感じるのは、やっぱり持ち歩きのとき。
自分が使っているバックパックは、内側に小さめのメッシュポケットがいくつも並んでいるタイプなんですが、充電器はそこにスッと収まってくれます。

厚みのあるブロック型の充電器だとポケットが膨らんで隣の収納を圧迫しがちなところ、これなら他の荷物の邪魔になりにくいです。
ポケットに入れたままでも存在感控えめで、荷物のシルエットを崩さないのがありがたい。
プラグは折りたたみ式なので、カバンの中で他の荷物を傷つける心配もなし。コンセントに挿したときも、縦型で薄いぶん出っ張りも控えめです。
2ポートともUSB-C。同時充電も賢く配分

ポートはUSB-Cが2つ。1ポートだけ使う場合はどちらでも最大70Wが出せるので、ノートPCの急速充電はこれひとつで完結します。
2ポート同時に使う場合は、35W+35Wや45W+20Wといった形で、つないだ機器に合わせて自動で電力を配分してくれるそう。
ノートPCとスマホを同時に充電するようなシーンでも、片方だけ極端に遅くなるようなことがなく、外出先での充電がスムーズです。ここは、5W分高い出力が活きているのかもしれません。

加えて、以前使っていた充電器は1ポートだったので、「2つある」というだけでかなり便利さを感じました。
外出先だと、PCはもちろんスマホやイヤホン、モバイルWiFiなど、充電できるタイミングで一気に済ませておきたいときもしばしば。

2ポートあれば「PC+スマホ」「スマホ+イヤホン」といった組み合わせで同時に充電できるので、カフェでの作業中や移動の合間などちょっとした隙間に充電しておくことが増えました。
おかげで、外出中に「充電がない!」と焦る場面が少なくなった気がします。
気になるのは、価格くらい

正直、使っていて不満らしい不満はほぼないんですが、あえて挙げるなら価格でしょうか。
6,000円を超えてくるのは、スペックだけ見るとちょっと高めかな〜という印象。形状にこだわらなければ、3,000〜4,000円台でも2ポート×70Wクラスのものは見つかりそうです。

ただ、そこにこの薄さが加わるとなると、選択肢はかなり限られてきます……。
なので、薄さに重きを置きたい人ならば、この価格差を払う価値は充分あるのかなというところ。
もう性能もサイズも妥協しない

充電器って、性能で選ぶと大きくなり、サイズで選ぶと出力を我慢する、というトレードオフがずっとありました。
このモデルは、どちらも譲らずに済むのがうれしいところ。外出先での充電にも、余裕が生まれた気がします。
カバンに入れっぱなしにできる急速充電器ならこっちもおすすめ。卵より小さくて、重さも荷物のかさも気にならないよ
びっくりするぐらい片付く。アンカーの「10台充電できるクランプ固定式タップ」に充電を集約できた!
文・hyu
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