「iPod」で講義内容をダウンロード 青学が導入

青山学院大学は、アップルの携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」を使用し、講義の録画映像を配信するシステムを導入している。理工学部情報テクノロジー学科の稲積宏誠教授のゼミが最初で、2006年11月から週1回のゼミの様子を録画し、1回約1時間分の映像を配信している。ここで使っているシステムは、NECが開発したEラーニングシステム「i-Collabo.LMS」と「同 PodCast対応オプション」を組み合わせ、06年5月から販売されているもの。講義を履修している学生のみがダウンロードできるようIDとパスワード入力が必須となっている。このシステムを使い、iPodで本科授業の映像配信を始めたのは、青山学院が初めてだ。