2024年 3月 19日 (火)

さんま「あれが面白いんだ~!?」 「松本のすべらない話」を痛烈批評

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   明石家さんまさんが大人気テレビ番組「人志松本のすべらない話」を痛烈に批評する音声が「ユーチューブ」にアップされ、ネット上で議論をよんでいる。さんまさんは、「お笑い芸人が『すべらない(おもしろい)話』をするのは当たり前」だから、こんな企画で番組が作られたこと自体が信じられないというのだ。

お笑い芸人は、すべらない話をして当然の商売

さんまさんが「人志松本のすべらない話」を「痛烈批評」している
さんまさんが「人志松本のすべらない話」を「痛烈批評」している

   ユーチューブにアップされているのは、2008年2月2日にMBSラジオで放送された、さんまさん司会の「MBSヤングタウン土曜日」。「人志松本のすべらない話」というのは松本人志さんが司会を務めるフジテレビ系トーク番組。毎回多数のお笑い芸人が登場し、サイコロで当った芸人がひたすら「すべらない(おもろい)」話を披露する。「すべる」とは失敗のことを意味する。

   芸人達は「失敗してはいかん」というプレッシャーで極度に緊張。松本さんの決めゼリフ「いや~しかし滑らんな~」の後、またサイコロが振られ次に話す芸人が指名される。番組を収録したDVDも売れに売れ、「(シリーズ)5作で150万枚を突破した」(サンケイスポーツ08年1月26日付け)という人気なのである。

   さんまさんは、「ヤングタウン」の中で、レンタルビデオ店に行けば「すべらない話」のDVDがたくさん置かれていて、「あれが面白い?」と疑問に思う、と話した。自分たちお笑い芸人は、「すべらない話」をするのが当然だと思っているからで、

「う~ん、なんか不思議な気持ちになんねん。すべらない話をするようにしてんのが俺達やのになぁ、と思って。あれが企画になんのが変な感じ」

   そして、自分が司会をしている日本テレビ系トーク番組「踊る!さんま御殿」を例に出した。ここに出演する芸能人の中に、お笑い芸人は少ない。それなのに番組は盛り上がり、笑いに包まれる。

「とにかく、踊る御殿なんかでも全員、すべらない話もってきてるんですよ、実はね。考えたらそうなのよ」
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