大企業製造業の景況感5年3か月ぶりマイナス 9月の日銀短観

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   日本銀行が2008年10月1日に発表した9月の企業短期経済観測調査(日銀短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業の製造業でマイナス3と、6月の前回調査時から8ポイント低下した。4四半期連続の低下で、DIがマイナスになったのは03年6月以来、5年3か月ぶり。大企業の非製造業の景況判断DIは、6月から9ポイント低下して1だった。米国の金融不安で世界的な景気減速が鮮明になって、自動車をはじめ国内企業の輸出が鈍化。原材料高が収益を圧迫する状況も続いている。

   一方、企業の資金繰りの状況を表す「資金繰り判断指数」(DI)の変化幅が、大企業や中小企業でマイナス3、中堅企業でマイナス4となり、8年ぶりの大幅ダウンとなった。大企業の資金繰り判断DIは、6月の前回調査の18から15に、中堅企業は7から3に、中小企業はマイナス8からマイナス11にそれぞれ低下した。

   日銀によると、「3ポイントもの大幅な下落は、2000年6月の16から9月の13に下がって以来のこと」という。2000年は銀行が不良債権処理を進めていて、大手百貨店のそごうが破たんしたほか、「貸し渋り、貸しはがし」が社会問題化していた。

   なお、DIは景況感や資金繰り状況が「よい」「楽である」と答えた企業の割合から「悪い」「苦しい」と回答した企業の割合を差し引いた値。

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