首相の「村山談話継承」発言 ネット麻生ファンに失望感噴出

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   麻生太郎首相が2008年10月2日に行われた衆院本会議で、日本の過去の侵略と植民地支配を謝罪した1995年の「村山富市首相談話」を踏襲する、と発言し、ネットでは「麻生総理に失望した!」という反応が広がっている。麻生首相を「ローゼン閣下」と持ち上げてきた巨大掲示板「2ちゃんねる」では複数のスレッドが立つ「祭り」に発展。失望する声がある一方で、「お前ら麻生に騙されたなw」など麻生首相を支援してきた「ネトウヨ」(ネット右翼)を嘲笑するカキコミも多い。

「2ちゃん」ではファンクラブのスレッドが立ったことも

「村山富市首相談話」を踏襲する、と発言した麻生太郎首相
「村山富市首相談話」を踏襲する、と発言した麻生太郎首相

   衆院本会議では麻生首相が、社民党の重野安正幹事長の各党代表質問に答えた。首相は、

「村山談話や小泉首相談話は、先の大戦をめぐる政府としての認識を示すもの。私の内閣でも引き継いで参ります」

と明言した。

   この発言に相当のショックを受けたネットの麻生ファンは多かったようだ。首相の人気が高まったのは、「漫画オタク」を自認していることへの親近感と、「2ちゃんねる」への肯定的な評価。

   自らも「2ちゃんねる」にカキコミをしている、として、

「(2ちゃんのカキコミは)なかなかいいとこ突いている。新聞記事なんかよりよっぽどいい」

などと持ち上げた。「2ちゃん」ではファンクラブのスレが立ち、「麻生太郎を首相に」という呼び掛けがなされた。また、麻生首相を応援する多数の動画が「ニコニコ動画」などの投稿サイトにアップされていく。

   とりわけ嫌韓、嫌中、嫌マスコミの「ネトウヨ(ネット右翼)」と呼ばれる層が、麻生首相への期待を大きくしていた。その理由は麻生首相のこれまでの言動にある。例えば、失言として扱われたが、朝鮮問題についてのこんな発言。

「朝鮮半島が植民地だった時代に日本が行った朝鮮人創氏改名は、最初は当時の朝鮮人が望んだことだ」「ハングルは日本人が教えた。正しいことは歴史的事実として述べた方がいい」(朝日新聞03年6月2日)

   日本民族については、

「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」(朝日新聞05年10月16日)

   靖国神社参拝問題では、

「外国から言われて(参拝をするかどうか)決めるのは通ることではない」「英霊の方は天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相万歳と言ったのはゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」 (産経新聞06年1月29日)

麻生首相支持者を攻撃、嘲笑するカキコミ

   こうしたことから「ネトウヨ」を中心とする麻生ファンは、麻生首相誕生なら従来のような日本を卑下する「土下座外交」ではなく、毅然とした態度で近隣諸国に臨むだろう、と期待していた。それが衆院本会議での「村山談話の継承」で裏切られた形になったわけだ。「2ちゃん」では複数のスレッドが立つ「祭り」に発展している。ここでは「麻生首相には失望した!」というものもあるが、多いのは、麻生首相を支持してきた「ネトウヨ」を攻撃、嘲笑するカキコミだ。

「『麻生なら踏襲しない』っていう奴があんだけ多かったのに、すっかりハト派になっちまった」
「完全にお前ら麻生に騙されたなw」
「君たちの大好きなローゼン閣下(笑)も俺たちの味方だったみたいだね。アキバで叫んでた低脳ウヨども、本当に悔しいだろうなwww」
「麻生にとって、ネトウヨはいまや邪魔者なんだよ」

   もっとも、こうした攻撃も「失望感」の裏返しかもしれないが。

   ただ、

「いま村山談話を否定しても、意味は無い、タイミングが悪すぎる。わかってて地雷踏むバカはいないってことだろ」

といった、麻生首相の今後に期待を抱くカキコミもないわけではない。

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