被災者の法律相談始まる-「気軽に相談して」【岩手・花巻発】

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(ゆいっこ花巻支部;増子義久)


   「ちっぽけな船なんだけれども流されてしまった。家も全壊。これから先どうすれば…」―。
   花巻市内の温泉旅館で20日夜、法律相談の事前説明会が開かれた。この旅館には今月に入って、釜石市からの被災者10世帯、20人が一時疎開した。仮設住宅が完成するまでの2~3か月間、ここに仮住まいし、費用(3食付5千円)は県が負担する。

花巻市内の温泉旅館で開かれた事前説明会
花巻市内の温泉旅館で開かれた事前説明会

   この日、説明会に顔を出したのは5人。その一人、葛西孝子さん(71)は夫の登さん(73)と一緒に“夫婦船”を操って生計を立ててきた。金丸(0.7トン)。孝子さんが櫂(かい)を漕ぎ、登さんが箱メガネをのぞきながら、アワビやウニを獲る。二人の間合いに欠かせないのが民謡や演歌だった。「すっかり忘れてしまっていたけど、久しぶりにカラオケを歌いたいなぁ」と孝子さん。別の男性は「社交ダンスの愛好会を紹介してほしいんだけど…」。くつろぎの時間を得たせいか、みんなのホッと一息ついた様子だが、将来のことになると一様に顔を曇らせる。「弁護士さんに何を相談したらよいのか、それさえも頭に浮かばないんです」


   有数の温泉地のある花巻市にはこれまでに265世帯、560人(4月19日現在)の被災者が一時疎開した。このほか雇用促進住宅や縁故を頼っての入居者を含めると、その数は839人にのぼる。うち、住民登録を移した転入者は112人となっている。


   今回の法律相談の仲介をしているのはNPO法人「難民支援協会」。毎週末に東京から弁護士を呼び寄せ、相続や財産、ロ-ンの支払い、国からの補償金などのよろず相談に乗ることにしている。メンバーの一人、田多晋さんは「様々な相談事が出てくるのはこれから。気軽に相談してほしい」と言っている。「ゆいっこ」花巻支部としては今後、こうした一時疎開者と今現在も避難所生活を強いられている被災者を同時に支援する「二正面」作戦を展開することにしている。



ゆいっこは民間有志による復興支援組織です。被災住民を受け入れる内陸部の後方支援グル―プとして、救援物資やボランティアの受け入れ、身の回りのお世話、被災地との連絡調整、傾聴など精神面のケアなど行政を補完する役割を担っていきたいと考えています。
岩手県北上市に本部を置き、盛岡、花巻など内陸部の主要都市に順次、支部組織を設置する予定です。私たちはお互いの顔が見える息の長い支援を目指しています。もう、いても立ってもいられない───そんな思いを抱く多くの人々の支援参加をお待ちしています。
■ホームページ http://yuicco.com/
■ツイッター @iwate_yuicco

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