三陸鉄道、14年春の全線開通めざす

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   岩手県沿岸を走る三陸鉄道は7月15日、盛岡市で開かれた株主総会の席で、3年後の14年春までに全線での運転を再開させるという計画を明らかにした。

   三陸鉄道は北リアス線(宮古―久慈)と南リアス線(盛―釜石)あわせて、全長107.6キロ。震災と津波で、橋や駅舎など300か所以上が被害にあい、南線は全線で運休中。北線も寸断されていて、不通区間は南北合わせて計71.4キロに及ぶ。現在は、宮古-小本と陸中野田-久慈の両区間のみ臨時ダイヤで運行されている。

   計画ではまず、北リアス線の田野畑―陸中野田間(24.3キロ)を12年4月に開通させる。続いて、翌13年4月に南リアス線の盛―吉浜間(21.6キロ)、さらに14年4月に北リアス線の小本―田野畑間(10.5キロ)と、南リアス線の吉浜―釜石間(15.0キロ)を復旧させる予定だ。

   復旧工事には、津波や地震に耐えられるようにする補強が伴うため、100億円を超える費用がかかると見られる。三陸鉄道は第三セクター方式で運営されていて、経営は厳しい。地域住民の足を確保するという観点から、国土交通省は復旧費用の国庫補助率引き上げを検討している。

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