大気中にまだ放射性セシウム 福島大の継続観測で判明

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   大気中の放射性物質の観測を続けている福島大学は8月3日、微量の放射性セシウムの検出が続いていることを示すデータを公表した。

   観測は福島市にある大学施設の屋上で空気を採取して行っている。5月18日から続けられていて、今回発表されたのは7月15日までの観測結果。放射性セシウムはほぼ毎日観測されていて、これまでの最高濃度は5月23日の空気1リットル当たり32.9マイクロベクレルだった。

   放射性ヨウ素も同じ5月18日の18.4マイクロベクレルが最も高い値だった。半減期が短く、6月16日以降は検出されていない。その他の核種はずっと観測されていない。

   観測された最大濃度を、人が24時間戸外にいて内部に取り込む量に換算すると、ヨウ素で1.06ベクレル、セシウムは1.90ベクレル程度になるという。

   渡辺明・副学長は、「微量だが(福島市の)空気中にも放射性物質が舞っている」と話した。観測は今後も継続、放射性物質の拡散分布状況の把握を進める。

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