震災被害の文化財修復を支援 日本サムスン

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   日本サムスンは2011年9月9日、「平山郁夫・文化財赤十字プロジェクト」の一環として、文化財保護・芸術研究助成財団と協力し、東日本大震災で被災した国内の文化財修復の支援事業を立ち上げると発表した。

   文化庁によると、同日現在、国宝など国指定ならびに登録文化財725件が震災で被害を受けており、地域ゆかりの文化財を含めると膨大な数に上る。支援事業は12年から16年までの5年間の予定。事業規模は年間2000万円。内訳は日本サムスンが広く一般からの寄付も呼びかけて1500万円、財団が500万円。国指定の文化財以外で被災した絵画や彫刻、古文書など幅広い種類を対象に、約100件の修復を目指す。

   日本サムスンは06~10年、故平山郁夫氏が提唱した「文化財赤十字構想」に賛同してシルクロードの遺跡保護のための専門家育成プロジェクトに協力してきた。この構想は、人類共通の重要な遺産である文化財を保護し、後世に残そうというもので、今回も「アジア共通の遺産」とも言える被災文化財を、国境を越えて修復に取り組む必要があるとの考えから事業を立ち上げることにしたと説明している。

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